本の紹介
2013-05-17 | 学習
もうご存じの方も多いと思いますが、『アラビア・ノート』『イスラームの日常世界』の著者で文化人類学者の片倉もとこ先生が2月23日にご逝去されました。もとこ先生はシャハーダこそなさいませんでしたが、イスラームに深く心をよせ、ポジティブに紹介してこられました。最後まで執筆に意欲を燃やされ、机に向かえなくなってもテープに吹き込んだり、口述筆記をなさったりし、その成果が今月、『旅だちの記』として出版されました。
前半はこれまでに雑誌などに執筆されたエッセイ、後半は病が重くなられてからの日記、最後は昨年12月に共立女子大学で講演された「イスラーム世界の女性」講演記録という構成になっています。
この本の校正などに多少関わった関係上、何冊かいただいております。ご興味のある方は、私まで申し込んでくだされば2割引で購入できますので、おっしゃってください。(4月中と言ってましたが、当分大丈夫です。遠慮なくご連絡ください!)また、ムンガジ、ハルカに参加してくださった方には無料でさしあげます。
ヤスミーン@神戸 yasmink@viola.ocn.ne.jp