医療用ウイッグ(かつら)を取り扱い始めて・・いまさらですが、色々なことが問題点としてあることが判ってきました。
今までは、普通に美容院の仕事として、お客様の髪型・使用薬剤・着付けやアップ・フェイシャルなど通常よくあるメニュー+αを主としてそれぞれの講習会や勉強会で使える技術を増やして接客の勉強をして・・・・。
しかし、医療用ウイッグを扱うようになって、名前ばかりの医療ウイッグのあることや適していないウイッグで困っていらっしゃる方が多いこと、そして一番びっくりしたことは、「医療保健の適用対象外であり、医療費控除さえにもなっていない」ことに、驚きと共に問題点として考えさせられました。
抗ガン剤治療には、高額の治療費が長期間かかることもあり、患者様が自分のかつらなどにお金をかけられない、またはかけるのは負担であるとあきらめる方もいて・・・・・
「予算の関係で気に入らないけど安いものを1つ購入した。」
「外に出ないからウイッグは購入せず帽子で過ごす」
という方もいらっしゃいます
「本当は自然でウイッグとばれないようなものが欲しい」・・・・多くの患者様が思っていらっしゃることは先日書きました。
抗がん剤治療に伴う副作用の1つである脱毛は本当に女性にとってとても辛いことです
最近は医療の進歩で外来での治療となってつらい治療に耐えながら自分のことだけではなく、育児・家事にと頑張っていらっしゃる方は、外出の機会も多く、またお仕事を続けながら治療をなさっている方は、職場の人からの視線等もとても気になることは少しは想像出来ますよね。
「髪に対しての悩み・・・」
たとえ家族でも実際に髪が抜けていくときの恐怖や驚き等はわかってあげるのは難しいですね。
ましてや、身近にそのような困っている方がいらっしゃらないとなかなかそのような「髪のこだわり」には周りの方にはあまり想像できないようです。
エピテーゼ協会のパンフレットの設置のお願いや取り扱いを柏保健所や地域連携センターに行き説明などをしましたが、あまり、脱毛についての相談はないとのことでした。
また、柏市が発行しているがん患者のためにのパンフレットにも、女性のための治療に伴う補整具(医療用かつら・補整下着・パット・人工乳房等)の事は書かれてはいませんでした。問い合わせたところ書面の都合でとのことでした。
また、地元の柏市に対して、医療費控除の署名などについても調べたところ、現在の財政では難しいようです。
中々、自分や身内の方が体験しないと事の重要さはわかってもらえず、また患者様が声をあげることもないためか、公になることも少ないので実際に医療用ウイッグの必要性と金銭的な負担があることを理解していただくことは難しいですね。
でも脱毛で困っていらっしゃる患者様の一番の身近にいる美容師の私たちが、少しでも負担が少なくなり、安心して治療に励んでいただけるようにしていくために、小さな活動をしていこうと試行錯誤しながら進んでいくことを考えています。
ヘアエピテーゼは、フリースタイル・フリーサイズ、素材は高級人毛とプレミアム人工毛のミックスです。
とてもナチュラルな質感で身近な人でもかつらとは気付かない・・・ヘアスタイルも脱毛前の髪型を再現しますのでいつもの自分のままでいられます。またご希望のスタイルにも変えられます。
ヘアエピテーゼには、抗がん剤治療前・後の自髪のカット、ご購入後1年以内のウイッグのカット、毛絡み修正・縮れ修正、サイズ調整は何回でも無料のサポートがついていますのでご安心いただいております。
プライベート空間で、かつらのご相談から、治療後の自髪のケア、自毛デビューに至るまでサポートしています。完全予約制のサロンですので他の方と一緒になることはありません。
また、他社のメーカーのかつらのカットやサイズ調整も行っております。
(高額のウイッグや種類によってはお断りする場合もあります)
治療後の自毛のご相談などは他社のウイッグをご使用の方でもお受けいたします。ご安心くださいね
NPO法人日本ヘアエピテーゼ協会
美容室ありす オーナー 村 井 み ち こ
携帯08036081628(接客中は対応出来ないこともありますのでその際は折り返しご連絡させていただききます)
(接客中は対応出来ないこともありますので「医療用ウイッグの相談」とメッセージをのこしていただければ、折り返しご連絡させていただききます)
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