今回からは、何回かにわけて、 ウイッグを着用する際に、知っておいていただいた方がよいと思われることをお知らせしますね。
着用??かぶり方って違うの??と不思議に思われると思いますが、ウイッグをかぶる際には、下地の有無や、かぶり方、アジャスターやピン(ストッパー)の有無等によっても、つけごこちや快適さが違います。購入する時にはあまり気にならないかもしれませんが、医療用ウイッグは、1年近く使用することになりますから、つけ心地も大きな問題になるとおもわれます。
まず、今回は、そのうちの下地の有無について説明させていただきます。
まず、ウイッグをかぶる方法ですが、ウイッグは、ウイッグ本体を直接かぶる方法とアンダーキャップ(またはインナーキャップ・裏地ネット)を使用してかぶる方法があります。
最近市場に多く出回っている医療用ウイッグといわれるものは、ウイッグの下にアンダーキャップ(またはインナーキャップ・裏地ネット)使用して着用する製品が多いです。
多くのメーカーはアンダーキャップの付け外しとアジャスターベルトによって、毛量の調整によって生じるサイズの(容積)変化に対応しています。
またアンダーキャップは、地肌の透け対策(特に分け目や地肌のカバー)、すべり防止、頭皮への刺激の緩和、ムレや汗をかいた時に洗える、スペアを用意して取り換えたりできる、などの理由で使用されています。
尚、低価格の医療用ウイッグは合成繊維のみでつくられているため、本体のネットにごわつきなどがあり、頭皮にも負担がかかるため、アンダーキャップを着用してズレ防止のためピンをつけなければならないものもあります。
他にも、アンダーキャップとウイッグが一体化してあり、サイズ調整の際に、取り外しができるウイッグもあるようです。
アンダーキャップは、化繊で作られているものが多いですが、肌の敏感な方や綿の肌ざわりが好みの方への綿100%素材を使用したコットンアンダーキャップ、
最近ではズレ上がり防止用にシリコンが使われている、シリコン付きアンダーキャップなどがあります。ただしアンダーキャップをつけることによって圧迫が気になる例もあるようです。
低価格製品だけでなく、 アンダーキャップを使用することを前提に、ずれ防止にピン(ストッパー)がついている製品もあります。(医療用ウイッグの選び方(3)参照してください)
アンダーキャップにもサイズ調整のための、アジャステーがついてあり、本体にもついていますので、襟足で重なると多少フイット感が損なうと思われます。
脱毛の状態によって頭のサイズは変わってきます。ウイッグはゆるくてもきつくても、浮いた感じになり見た目も少し不自然な感じになったり、きついと頭が締め付けられた感じがしたりすることがあります。医療用ウイッグは長時間着けていただくことになるとおもいますので、少しでも快適に着用いただけるようにご自分に合ったウイッグをお選びいただきたいと思います。
NPO法人日本ヘアエピテーゼ協会の医療用ウイッグ、ヘアエピテーゼは、ウイッグ本体も、機能性にすぐれ、肌に優しく、ソフトでフイット感の良いネットを使用していますので、頭皮に負担も少なくアンダーネットを使用しなくても、そのままかぶっていただけます。(もちろんご希望の方はアンダーキャップのご使用もできます。)
ヘアエピテーゼの特徴である、「ご購入から、サイズ調整1年間無料」のサポートもついてますので、患者様の毛髪の状態にあわせてサイズを調整(ご自分でもアジャスターで調節出来ます)させていただきます。ご相談しながら、ご自分にあったサイズで快適で安心なウイッグ生活をおくっていただけるよう、お手伝いさせていただきます。
尚、夏場の汗対策などについては、別の時に紹介させていただきますね。
まずは、お気軽にご相談・ご試着にご来店くださいね。
完全個室にてマンツーマンで対応させていただきます。
NPO法人日本ヘアエピテーゼ協会
美容室 ありす オーナー 村 井 通 子(ムライミチコ)
TEL08036081628(接客中のため、お電話に対応できない時もありますので、お手数ですが、メッセージをのこしていただけましたら、折り返しご連絡させていただきます。よろしくお願いします)
千葉県柏市大津が丘3-7-9
メール/lovelove.happy-alice2010@jcom.home.ne.jp