今日も元気に行ってみようか!

〇さなお葬式、本当に小さく出来るのか?

父親が1年前の入院時に受けた余命宣告が数週間~数か月だったため、その時に「見送り方」について私たち娘3人で、なんとなくは考えていた。
 
生前、全く末期癌が発覚する以前から「延命」や「お葬式」について、冗談交じりだけれど、父親と娘たちで話す機会があり、
 
「延命治療はしない」
「葬儀は自分はもう関係ないので娘たちの思う通りで」
 
と言われていたので、父親の入院時に「あとでバタバタしないように葬儀の検討した方が・・・」と、少し不謹慎?ではあるが、テレビCMで良く見ていた「〇さなお葬式」へ資料請求。
 
しかし、資料請求したことは覚えていたが、中身はざっと見ただけでその後、資料は放置状態に
 
 
いざ、お別れが近づくと、妹たちからも「どうするか本気で考えた方が良いんじゃ?」と言われ、本気で資料を探し中身を見てみた。
 
 
特にお墓やお寺の繋がりもないし、見送るのは本当に家族だけでしようと「火葬式」という通夜や告別式がないプランで行こう。と決める。
 
 
なので、父が息を引き取りすぐに「〇さなお葬式」へ電話して手配した。
 
「〇さなお葬式」って、葬儀社ではなく、仲介をしている会社で、一応、プラン毎に明瞭会計ということになっている。
 
 
私たちが選んだ「火葬式プラン」には
 
「安置」「搬送」「役所・火葬手続き」「火葬」「自宅飾り一式」「棺」「仏衣一式」「骨壺」「線香ろうそく」などなどが含まれ
 
一通り困らないようになっていて、私たちにとっては全然大丈夫だった。
 
「〇さなお葬式」へ電話した際に葬儀社についてお願いした条件は「あまり遠くなく安置所が自社所有していてセレモニーホール内にある」ということだけ。
 
 
そして折り返し連絡が来て担当してくれた葬儀社はこのエリアではかなりのセレモニーホールを持つ会社で、CMでも見たことがあるところになった。
 
通夜や告別式はやらないから、関係ないと言えばないんだけど、遠くに安置されるのは嫌だな。。。と。
 
 
このプランだと「安置中の面会」は有料で1回1万円、「付き添い安置」は一晩5万円で可能だった
 
私たち家族や叔母は亡くなる寸前まで一緒にいたし、みんなが思い残すことはないということだったので利用しなかった。
 
 
そして、火葬の予約やプランの確認などのために父親が亡くなった翌日、葬祭社で打ち合わせ。
 
う~ん、ここで何も決めていない状態で行くとオプション地獄(?)へまっしぐらか?
 
 
 
担当した葬儀社の営業さんの最初一言でちょっと不信感・・・
 
「「〇さなお葬式」は仲介の会社で、このエリアは当社がほとんど請け負ってます」って。。。
 
(へ?そうなの?いくつもこのエリアの他の葬儀社がパンフレットに載ってるけど、それが独占なら虚偽じゃないの?と思ったり。。)
 
 
最初に「〇さなお葬式」で「火葬式」のプランで棺に入れるお花を一籠追加(22000円)するプランを申し込んでいたが、
 
「こちらはキャンセルしてもらって、弊社では同じ金額で二籠できます」と言われ、「なんて良心的なの~」とキャンセルしてこちらでお願いすることに。
(それはただ単に闇の入口であった?)
 
そして火葬は亡くなった2日後と4日後が選べた。
 
最初は4日後が土曜日だったことから、甥っ子や義弟の仕事の都合で土曜日にしようかと思った。
 
するとプランに含まれる「安置料」「ドライアイス」が3日分のため、2日分追加になるとのこと。
 
2日追加分の安置料&ドライアイス+5万円
 
なるほど。。。。それは良いとして
 
 
葬儀社から更に安置に関係する提案?オプション営業?(ここからが利益を出すのに大切な部分ね
 
 
棺に入れる消臭剤+1,5万円
 
湯灌+10万円
 
エンバーミング+20万円強
 
湯灌とエンバーミングは必要ないとお断りした。(色々と説明してたけど、別に普通に綺麗な姿だったし、88歳、最後に化粧してどうする?って思ったし
 
 
「消臭剤?ってドライアイスもあって夏でもないのに必要なんですか?」との質問に
 
「棺を開けた時に匂いがするのを軽減するためです」
 
「どうしても必要なんですか?」
 
「いや、そういうわけでは・・・」
 
ちょっと更にこの営業さんに不信感。。。
 
 
電話で妹たちとも相談して、結局は二日後の火葬予約をしてもらい「消臭剤」も不要に。
 
ほかに色々、会葬御礼品とか、オプションの案内もあったが、最終的にはプラン外の費用はお花の追加22000円のみということに。
 
遺影写真も16000円だというので、それは姪っ子が「じじの一番じじらしい写真で自分が作りたい」というのでオーダーせず。
 
 
全くオプションが取れなかったからか、途中から営業さんの明らかな不機嫌な態度に唖然としたが、そこで屈するほどパニクってはいなかったのだよ
 
 
そして、打ち合わせから帰宅後、日程が確定したので、家族みんなで役割分担。
 
私は、手作り感満載の「会葬礼状」のお手紙の文章を作って、火葬後の食事をする日本料理屋さんの予約。
 
妹の旦那さんは「会葬礼状」のお手紙を印刷。
 
妹二人は火葬式に来てくれる叔父や叔母に渡す香典返しを買い出しへ。
 
姪っ子たちは遺影を編集して印刷してフレームに入れ、「じじの棺をもっとお花でいっぱいにしてあげたい」とお花を買いに花屋さんへ。
 
家族みんながそれぞれ、父親を見送るために協力して、自分たちで手配して火葬式を迎える。
 
(叔父や叔母には予め「香典は遠慮させてもらいたい」と伝えたが・・・・火葬式自体が認知されていないのか、結果的には、香典辞退は無理だった
 

コメント一覧

allyrosey
@hibinouturoi コメントありがとうございます。

10年も前からイオンのお葬式でも同じように出来たのですね?それも営業なしでパンプレットの金額通りだったのですね!それは盲点でした。。

やはりCMの力はすごいですね。。。〇さなお葬式しか思いつきませんでした。

葬儀社の営業さんがイマイチでしたがトータルしてシンプルで後悔もなく見送れたのが良かったです。

そういえばイオンは、ペットの葬儀もありワンコの時にお世話になったことがありました。
hibinouturoi
はじめまして、
御父様のご葬儀のお話、10年前の父の葬儀とほぼ同じ と、拝見しました。私は、イオンのお葬式を選び、葬儀社の営業も無く、パンフレットで提示されていた通りの金額でお葬儀ができました。ただ当時としては、まだ珍しくかったようです。
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