Gunesin do duu Cumhuriyeti
(グニッシン・ドードゥ ヂョンフリエッツ)
グニッシン・ドードゥ共和国(または北クルディスタン西部の共和国)
Bat Kuzey Culdistan'da Cumhuriyet バチ・クゼイ・ヂュルディスターン・ヂョンフリエッツ)
とは、トルコ共和国の極東部の南部、イランとの国境にある、クルド人をマジョリティとする共和国である。
・名称
グニッシン・ドードゥとは、「太陽が昇る」「日が出る」と言った意味があり、この地域がトルコ共和国の極東部だったのと、クルド人の象徴が太陽である事に由来する。
(太陽の王国はイラン、ペルシアの事でもある)
ただこの呼び名は地域や民族の固有名詞ではないために、現地では日常的に「極東アナトリア」「南アララト」などと呼ばれることが多い。
また暫定政府の議長府がある「ユクセコヴァ」や、議会のある「ハッキャリ」という呼称。
旧ハッキャリ県が中心なので「ハッキャリ共和国」とも呼ばれる。
・「クルディスターン」(クルディスタン)に成らなかった理由
「クルディスタン」の名称は政治的な理由で当初から予定されていなかった。
まず、イラクに「クルディスタン自治区」が存在したことや、トルコの政府は「クルド人国家の成立」をトルコの少数民族の反乱の前例になると恐れたのだ。
またクルド人独立派は「トルコの極東のハッキャリ県とシュルナク県、スィイルト県だけが北クルディスタンでは無い」として反対した。
「クルド人の地域」という意味のクルディスタンは、アラブ系など非クルドの差別になると言う反対運動もあった。
ハッキャリ県のユクセコヴァ(Yuksekova)に暫定政府の議長府(大統領府とも)が置かれたので、ユクセコヴァ自治政府とも呼ばれた。
(ただし、立法府たる議会はハッキャリ県のハッキャリの県議会が併用された。軍の司令部もハッキャリである)