外出自粛が叫ばれていますが、
せめてご近所のお散歩くらいは忘れたくありません。
つい先ほども40分ほどぶらついてきましたので、
東日本の方には珍しいかと思い、シロバナタンポポを紹介します。
全体はこんな感じ。
一見タンポポとも思えないのでは?
白い花の中央に雌蕊の黄色い柱頭がびっしり集まっています。
でもまだ丸くなっていないものもありますよね。
ところで、白い花の先端に黒いつまのようなものが見えると思います。
実は花弁の裏側には黒い筋が入っています。
これは開きかけの花です。黒い筋が明確に見てとれます。
これはまだ若い花なのですが、総苞が反りかえり始めているのがおわかりでしょう。
いずれすっかり反り返ってしまいます。
それがカンサイタンポポなどの他の日本のものとは異なります。
もともと九州・四国ではこちらの方が多かったようですが、
セイヨウタンポポに追われてこちらでも姿を見ることが珍しくなってきました。
ただし、北海道でも観察された記録があるそうです(Wikpedia)。
最後は、以前立花町で撮っておいたでシロバナタンポポの綿毛です。
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