なぜか急に聴きたくなって89年にリリースされたCOMPLETE DISCOGRAPHYを聴いてます。これだけ有名なのでバンドの詳細には触れません。そのストイックな姿勢から放たれるエネルギーは20年以上の歳月が過ぎた音源でも全く色褪せる事なく輝きを持っています。聴くと力が湧いてくる気がしますね。
シカゴのDIVOTから7'ep splitです。96年辺りにリリースされた作品だったと思います。a minor forestは(talking to the) man from luskという静寂と激しさを持つ曲でやはり彼等の初期作品の荒々しさが伝わってきます。gainerはbastionという曲です。ジャキジャキ激しく速く展開し、また叫ぶvoも良い感じです。以前からgainer単独作を探してましたが今だ見つからずのお尋ね者バンドでもあります。
町田から5km位の住宅街に有るお寺の本堂にて行われました。ライブハウスと違いドラムセットの無い状況でどんな形で表現するか楽しみに観ていました。ライブはかなり遊びの多い実験的なもので基本的にはディレイに音を重ね構築するという感じでしたが演奏時間が前日よりだいぶ短いのが非情に残念でした。場所柄、22時近くが限界だったのかもしれませんが。因みに客席は畳なので各々、正座やら胡座でした。出演者も床に座る人や椅子に腰掛ける人、正座だったり踊る人だったり土下座もありだったり色々で不思議空間でも有りました。普段見れない良いものを見させてもらった感じです。しかしクリスティーナと元idaの彼も独特でtaraとの組み合わせが良かったと思います。
5/21渋谷ネストにて本公演としての最後のライブに行ってきました。過去2度taraは来日しましたが今回初めて足を運びました。結果全体の感想として大満足です。細かなズレは有ったりしたものの音の流れや雰囲気でリアルなルイヴィルを体感した気がしました。音源で聴くと暗い印象が強かったのですが微塵も感じさせず鳥肌ものの緊張感の虜となりました。ライブ後半のFamous yellow bellyが聴けただけでも嬉しかったのですがアンコールの怪しいカラオケみたいなのも愛嬌が有り面白かったです。本当素晴らしいライブに感動しました。mirahは未聴のままライブに望んだのですが、これもまた切なさ溢れる良いライブでした。
95年に突然atavisticよりCD発売され迷わず買ったのを覚えています。ここ最近はno new york周辺は聴いてなかったのですが今聴いてもかなり刺激有る音です。金属質なギター音やヘナヘナで有り変則展開する曲等面白いです。ちなみに今作は12曲19分弱とスパっとしてます。LYDIA LUNCH関連は買った頃も意外に聴き込む回数は少なかったのですがこれを機に色々引っ張り出して聴き直そうかと思いました。
83年にSSTよりリリースされたmetal circusです。bob mouldやバンドの詳細は語られる事が多いので省略します。個人的に数有るhusker du作品の中で一番好きです。音のバランスや楽曲、時折初期の荒々しさも垣間見えたりvoメロディーをしっかり聴かせる曲等含め素晴らしい作品です。7曲18分強と短く思いますが内容が濃いだけに充分聴き込めます。
今作は88年にCD/LP/TAPEでリリースされた作品の7'EP10枚組The Devil's Juke Boxです。収録バンドは同じですがCDやLPとは微妙に違いが有ります。EPはすぐ曲が始まり音が生々しく音圧も凄いです。ただ一部イントロが無くなってる場合も有ったります。以前は気にもしてませんでしたがsonic youth,big black,rapeman,dinosaur jr,butthole surfers,sun ra,lunachicks等強烈な個性を放つバンド群を今、考えるとBLAST FIRSTの絶頂期ですね。元々sonic youthをUKで~(中略)で始まったレーベルが傾向変化しながら現在進行なのはとても凄いことだと思います。最後に今作は媒体関係なく共通にこれでしか聴けない曲や別テイクも有るのでコンピとして結構内要深く楽しめます。
昨年位に購入した5曲収録mengekai muriarteですがリリース及び録音時期の詳細は解りません。このアルバム?を一言で表すなら35分強に及ぶAdverse camberに全て集約されているといっても過言ではないでしょう。展開に継ぐ展開に拍子転換や他曲でのvoスタイルとも違う怪しい声など聴きどころ盛り沢山です。またthe reckoning on boromirでは民族的な雰囲気を醸し出しながらポップな曲までと幅広い間口でやってます。勿体無いのは録音状態がもっと良ければなぁと思います。
97年作CAN'T KILL TIMEです。6曲収録LPのみのリリースです。音を聴けばすぐわかりますがメンバ-がex,shot makerなのでその風味満載です。B面のinput to receiverとto change a mindは曲調や拍子からこれこそまさに!ですがガツンときます。補足ですが解散後three penny operaへ移行します。レーベルも小さくLPのみとあって当時探すのにかなりの時間と労力を費やしたのを覚えています。
97年touch and goよりリリースされたアルバムEXTRA 6です。日本において全く話題にもならなかったと記憶してます。あまり他バンドに例えるのは好きではないのですが雰囲気はbreeders的なものを感じます。メインの女性voは浮遊感のある優しい声で緩やかに歌いコーラスの声とのバランスも良いです。全体に曲調は暗く影有りな感じです。個人的に11曲目ennoの硬質音でループ主体の曲が好きです。アルビニ録音も魅力を引き出す大きな力になっています。
2000~2001年録音のsouthernからリリースされたアルバムのwhat becomes beforeです。以前はtoo pureから出してたりします。今作も冷たく尖ったギターが印象的ですが基本的に楽曲はシンプルで解り易いです。他の特徴として変拍子まで含みつつも躍動感溢れるドラムもまた良いです。活動歴もそれなりに長いのですが今も現存するとても渋いバンドだと思います。
2001年録音のA RECORD OF AMERICAN FURYです。久々にこのLPを聴き直し惚れ直しです。初期作品よりもゴリ押しな曲は少ないのですがこのアルミ素材から放たれる硬質且つ金属質なギター&ベース音と楽曲のセンスは惚れ惚れします。voもred scare時代から変わらずのスタイルです。それとインナーのレコード袋はHPトップのアノ写真です。ちなみに今作もbob westonの手による録音です。
lujo records
試聴出来ます。
lujo records
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近年レコード自体少なくなって買う事も減りましたが、この昨年リリースのsplit7'epは好盤です。まずdakota/dakotaヤバいです。相変わらずテクニカルですがこの流麗なギターと曲展開にやられます。1曲じゃ物足りないです。riddle of steelの方は出だしのドラムの姿が目に浮かぶ位に性急感が有ります。個人的にこの勢い好きです。こちらも展開でいろんな形がでてきますが歌の兼ね合いもバランス良くセンスを感じます。
too pureより2004年リリースの3曲入り7'epです。録音がアルビニな為より一層mcluskyの持つ90年代touch and go的な匂いが増幅されているように思います。too pureは以前からこういう音を突然リリースするレーベル姿勢が好きです。A面1曲目のthat man will not hangのベースはかなりエグイ音してますがガツンときます。収録されている3曲は全て雰囲気が違いますが全体的にベースが前面に出るタイプです。昨年アルバム出てますが今作を聴いて買ってみようと思いました。
最近発売された1stアルバムa tribute to tigersです。とはいえ5曲29分強位の長さです。ギター2人とベース、ドラムの4人編成のインストです。未聴ですが今作以前にfireworks on iceというcdepを発表しています。曲調としてはクリーン部、轟音部が有り変展開していくといった感じです。特徴としてはギターの歪んだ音がかなりメタリックで全体的にプログレな佇まいです。
temporary residence limited
試聴出来ます。
temporary residence limited
試聴出来ます。