俳句通信134号の「円熟作家12句」というコーナーにすぐる主宰の12句が掲載されました。
春惜しむ
囀のまた始まりし樹を仰ぐ
梟の声濡れてゐる朧月
差し掛かりさくら吹雪の中にかな
五六羽のどれが子雀親雀
他
俳句通信134号の「円熟作家12句」というコーナーにすぐる主宰の12句が掲載されました。
春惜しむ
囀のまた始まりし樹を仰ぐ
梟の声濡れてゐる朧月
差し掛かりさくら吹雪の中にかな
五六羽のどれが子雀親雀
他
俳句四季の7月号6頁「花の歳時記」睡蓮
冒頭に白い睡蓮の写真と、一句
睡蓮や水戸藩侯の奥の園 すぐる
「花の歳時記」というタイトルの原稿依頼があり、主宰は「睡蓮」を選ばれました。
主宰の航空公園、小石川後楽園、石神井公園などの吟行で出会う睡蓮について書かれ、三宝寺池で詠まれたけん二先生一句
睡蓮のしづまりかへる花畳 けん二
また主宰がよく出かけられるという武蔵野三十三観音霊場「円照寺」での一句
睡蓮や弁天様へ紅の橋 すぐる
おまけに雨蛙会員30名のそれぞれの睡蓮の句が掲載されています!!!
会員による句集
以前第一句集を出された駿河兼吉さんが第二句集を上梓されました。
新聞、雑誌、句誌などに投句し、入選句が100句になるとその入選発表の誌面のコピーを合わせて掲載するというユニークな句集です。そろそろ第三句集もできるそうです。
ご本人の句だけでなく、実は奥様の入選句も沢山入っています。
もう一つ、亡くなったお母さまの句を小さな句集にまとめた、「万愚節」という句集ができました。
手のひらサイズより少し大きな、ピンクの可愛い句集は、持ち運びに便利で読みやすいと、特に女性に人気です。
福田敏子さんが第三句集「懐郷」を上梓されました。
読んでみたい方は事務局までメールください。Amagaeru819@gmail.com
さいたま民俗文化研究所企画編集の掲誌に鈴木征子氏が「郷土の俳人、俳小星小伝」という記事を書かれています。
俳小伝は明治15年に生まれ、29歳で高浜虚子の門下生となり、41歳で全生園機関紙「山桜」の選者となり、ハンセン病の患者さんたちに俳句の面白さ、素晴らしさを教えられた。
昭和39年、所沢市俳句連盟初代会長に任命されましたが、82歳で逝去されました。
雨蛙俳句会十周年の記念事業として全会員による句集がついに完成。
句会参加者には句会にて配布します。
作品集は1人2冊配布し、経費として2000円程度をご負担いただきます。
参加されていない方、参加されている方で3冊以上ご希望の方には1冊1000円です。
まだ申し込まれていない方、追加を希望の方は事務局まで。