令和3年9月に駿河兼吉さんが「俳句入選百句集」と題した珍しい句集を刊行された。
80歳にして現役の税理士であり、社交ダンス、ピアノと幅広い趣味を持たれ、俳句暦はまだ3年とはいえ、新聞、雑誌、俳句大会などに幅広く投句された結果、入選句が百句となったことを記念して編まれた句集で、新聞記事や写真も多く掲載された力作である。
すぐる主宰は、「『多作』を実践され、投句による他者の選を受ける方法で『多捨』され、結果として残された句の百句集である。数多く詠むことで益々上達され、雨蛙での更なる活躍を期待する」とのお言葉を添えられた。