こんぺいとう&びすけっと&どろっぷす&まかろん

あまがさきキッズサポーターズ「つどいの広場」事業
「子どものみらい尼崎」の4か所の広場のブログです。

おたより 5月号

2016-04-26 23:11:53 | おたより(共通)
子育てコラム

青空を鯉のぼりが元気に泳いでいます。
爽やかな風が心地よいこの季節、鯉のぼりのようにのびのびと子どもたちは体を動かし、
全身で世界を感じていますか。

生まれたばかりの赤ちゃんは、小さくて、弱々しく、何もできなくて。
お母さんやお父さんは一生懸命その命を守ってあげようとします。
それは本当に素敵なことです。
私自身、親になって初めて、自分もこのように大切にされてきたのだと親のありがたさに気づきました。

けれども、じつは赤ちゃんは何もできない、弱々しいだけの存在ではありません。
親以外の小中学生や高齢者からも、優しくしてあげたい、
守ってあげたいという気持ちを自然に引き出すという魔法の力を持っています。
赤ちゃんはいろいろな能力にあふれています。
大好きなお母さんと別の人とを見分ける力、
自分に向って話してくれているのか、気もそぞろなのか感知する力。
そして、わたしたち大人が失ってしまった好奇心と、いろいろなものを発見する力。

言葉が話せなくても、赤ちゃんは全身で感じ、学び、発信しています。
手足を自由に動かし、雲の流れや草花の動きをじっと見つめ、
触ってみたい、感じてみたい、やってみたい、という赤ちゃんの学びを邪魔していませんか。
おすすめは、ゆったりいろいろなものを見ながら散歩すること。
おんぶの時に肩越しに風景が見えるようにしてあげるのもいいですね。

赤ちゃんの目線で、この世界をもう一度フレッシュな好奇心とともの眺めてみませんか。

(濱田 格子)








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