こんな冬は初めてで。
せめて、空から舞い降りる白い雪が
大地を覆ってくれたなら。
すべてを白く覆い尽くしてくれたなら。
…ナニカ変わるのかな。。
きっと、何も変わらないね。
変わらず、あなたは其処にいて。
変わらず、わたしは此処にいる。
そしてあなたは
離れていても相変わらず、
わざと、ぶっきらぼうに
目一杯、わたしを甘やかすのね、きっと。
…こんなことなら、目一杯甘えておけばよかった。
なんて。
わかってるの。
今も、其処から守ってくれてること。
だからわかっていて。
今も、此処であなたに守られていることを。
きっと、これからも、ずっと。