ご案内して好評を得たのがつい昨日のように思い出される。Sやん曰く、一力より旨い。それが二度と味わえなくなるのか。閉店の理由など知る由もないが繁盛店であったことに間違いはない。勿体無いの一言である。その最後の一杯を求めて21日の朝一に訪れたが既に40人余りが開店待ちの行列を作っていた。
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残念ながら第1ロットには間に合わず、注文の品が届いたのは行列から1時間、入店から40分後の11時40分であった。しかし今日ここに集まった客は誰一人不満を言うものなどいない。なぜなら、この一杯に別れを惜しむためにやって来たのだから。万感の思いでこの一杯を啜る。老若男女、皆さん同じ思いだろう。
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スタッフのオバちゃん達の、1杯のラーメンを仕上げるためのすざましい熱意。あの作業風景はもう見られないのだ。馴染みの客の労いの言葉に丁寧に挨拶する大将の後ろ姿が、潤んで見えたのは自分だけではなかったであろう。
ご苦労様でした。
最終日の1月25日の日曜日は相当な混雑が予想されますが、落ち着いて行動して頂きたいと思います。