麺や福座、前回のエントリーは→こちら
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金沢の麺屋夕介(ゆうすけ)でレモンラーメンを食べようとシャッターしましたが、またしても店主気まぐれメニューに身も心も奪われてしまいました。

さんまそば 700円 15食限り

秋刀魚節と鶏節の旨味たっぷりの非動物系スープ。見た目濃い口の醤油ですがクドさは全く無く、ド豚骨屋さんの清湯スープメッチャ美味しい‼️

今までの限定とは違い数が少ないため、専用の麺は準備しないで既存の麺を流用。 前日と同じ黄色い色合いの中細ストレート麺。
中華そば系には最適だと思います。

夕介が提供した淡麗系ラーメンの中では過去最高の美味しさ。
まさに予期せぬ、感動の一杯でした^ ^

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二軒目に向かったのは、麺や福座(ふくぞ)
この日から提供開始の夏麺第3弾

鮎冷麺(冷やし)1200円

到着遅れましたが予想外にお客さん少なく、本シーズン最初のロットを福田店主自ら手渡され感動です。

鶏と焼き干し鮎の滋味深い淡麗、冷製スープに、生揚げ醤油のキレとコクがメッチャ美味しい‼️

南高梅で炊いて骨まで柔らかい鮎や、茗荷・大葉・太胡瓜の薬味、鮎にはほろ苦い ※蓼の葉 が掛けられ細部に至るまで隙のない仕事は和食料理人の誇りですね。
《※蓼(たで)とは鮎の塩焼きにつきものの緑色をした付け酢が蓼酢(たです)。蓼食う虫も好き好きの蓼》

この平打ち麺、冷水で締めているのにゴリ感無く、太麺でもっちりした食感が素晴らしい!

出汁に使った焼き干し鮎の甘露煮と白ご飯。

普段ご飯ものを食べ無い自分ですが、とても美味しかったです(*⁰▿⁰*)

大将、ご馳走様でした!
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帰りのお腹に若干の余裕があったため金沢駅前の 海鮮麺海里(かいり)で冷やしをリピ。
冷やしもずくラーメン

白身魚の中骨で摂った出汁の冷製スープ。 一口目の鮮魚らしいインパクトの後は滋味深い魚介の旨味に惹きこまれます。

鰆のタタキがトッピング。プチトマトや大葉の清涼感のある薬味も添えてある。

能登産岩もずくを麺によーく絡めて、できれば細切りのキュウリとも混ぜ、食感を合わせます。
すると麺のコリコリ感、もずくのカリカリ感、キュウリのサクサク感が見事に一体化して何とも言えない食感のハーモニー!

ところが残念ながら売れ行きが芳しくないそうで、週末の土日限定にするそうです(;^ω^)
その代わり、店主気まぐれのまぜそばを裏メニューとして計画しているそうです。 このあたりの事情は富山の煮干し専門勝屋における「イリコ冷やし」と「まぜそば」の関係と同じですね。
もっと冷やしを食べましょう!