2012年9月以来の訪問となった富山の人気店
ラーメン五衛門 (ごえもん)
お昼時ともなれば駐車場は満杯で付近の農道にも溢れだした車が列を作るありさまは昔と変わらぬ光景だ。

前日富山市古沢にオープンした「らーめん大翔」の店主が8年間修業したという「五衛門イズム」を検証にやって来ました。
店内のレイアウトはカウンター席と2か所の窓側に面した小上がり席。

メニューは「麺」「セット」「トッピング」「お酒・一品」とに分かれ、昼のランチ、夜の居酒屋使いという構成。


店舗レイアウト・メニューいずれも修業先を踏襲していると言えそうです。
大翔で食べたものと同じメニューで比較
ちゃーしゅーめん 800円

五衛門の豚清湯スープは透明感があって、キリリとした赤い色の醤油スープ
甘みは少なく、こころもち酸味と塩味が立って飲み干すのはシンドイ
セットメニューのご飯物との相性を重視したような味付け
ほとんどの客がスープを残しているのも頷けるw

麺は同じ仕入先、地元新村製麺のボソッとした食感の中太ストレート麺
往年の富山ブラックを思い出す人も多いのではないだろうか?

ジュワッとした薄切りチャーシュー

そこからの脂や煮汁がスープを濁らせ、その分コク深くクドメに味変するのも似ている。

今回両店を食べ比べて決定的に違うと感じたのはスープ。
五衛門のショッパクドイ味付けに対し、大翔は塩分がそれより少なくアッサリ滋味深い。
構成は修業先を踏襲しつつ、中身で個性を表現しようとしている。 はやく修業先に追いつくようなお店に育ってほしいですね♪