11月3日、晴れ、今年唯一の秋らしい日。山の辺の道、南端にある<やきものうめだ>に絵を届けに山の辺の道を歩く天理のほうから入った。おにぎりを食べたり、茶屋で粟餅を食べたりのんびり歩いているうちに陽が傾きかけてきた。右手に美しい夕日を観ながら急ぐ。うす暗くなったころ桜井、金屋のうめださんの小屋のような店にたどりつく。この小屋が小さいけどかっこいいのだ。梅田さんが作ったのだ。銀杏とお茶をよばれる。猪がでるので心配されたそうだ.湯呑と刺身皿かお菓子皿になりそうなのが半額だったのでいただいてかえる。日はすっかり暮れ、振り返るとやきものうめだの白熱灯のあかりがあたたかくかんじられた。20日から窯出しだそうだ。
加藤眞琴プログ、ドローイングの日々。gallery,amk8
いきものは、生きている限り、視覚.聴覚.嗅覚.触覚…が躯を刺戟する…それをことば.形で表したい。