11月3日、晴れ、今年唯一の秋らしい日。山の辺の道、南端にある<やきものうめだ>に絵を届けに山の辺の道を歩く天理のほうから入った。おにぎりを食べたり、茶屋で粟餅を食べたりのんびり歩いているうちに陽が傾きかけてきた。右手に美しい夕日を観ながら急ぐ。うす暗くなったころ桜井、金屋のうめださんの小屋のような店にたどりつく。この小屋が小さいけどかっこいいのだ。梅田さんが作ったのだ。銀杏とお茶をよばれる。猪がでるので心配されたそうだ.湯呑と刺身皿かお菓子皿になりそうなのが半額だったのでいただいてかえる。日はすっかり暮れ、振り返るとやきものうめだの白熱灯のあかりがあたたかくかんじられた。20日から窯出しだそうだ。
愛すべきギャラリー。「天音堂」が閉堂の知らせを受けた。天音ちゃんが亡くなって10年ということもあるらしいが、異才なギャラリーだった。残念だ。見損なった作品もある。がギャラリーの仕事は疲れることも確か。山口平明さん、ありがとう。
遅くなりましたが、ご来場いただき誠に有難うございました。ギャラリーコンサートで演奏してくださった、多田素子さん、<イマジン>などヴィオラではあまり聴くことのない親しみのある曲を交えてのコンサート素敵でした。後のパーティーも楽しかったです。みなさんに感謝いたします。個展も地域の方にもみていただきうれしく思っております。
加藤眞琴プログ、ドローイングの日々。gallery,amk8
いきものは、生きている限り、視覚.聴覚.嗅覚.触覚…が躯を刺戟する…それをことば.形で表したい。