在宅勤務をしていると行動範囲が狭くなる。
行動範囲が狭いと失敗が少なくなる。電車に乗らないから寝過ごすこともないし、財布を落とすことも、道に迷うこともない。言ってしまえば楽なのである。
今日、久しぶりに(といっても2日ぶりくらいだけれど)電車に乗って二駅行った先の、いつも通っていたシェアオフィスに行き、帰りに買い物して帰ってきたのだけれど、歩く時間を読み違えて遅くなり、次の予定に遅れそうになってさいご走った。
その時に「そうそうこれこれ」と思ったのだ。失敗した分をがんばって取り戻そうとしたり、諦めるタイミングを悩んだり、言い訳したり嘘ついたのがばれたり、そういう迷路を解くみたいにコマを進めるのが好きなのだ。
つらいトレイルランニングのレースに好き好んで出ているのも、もとをただせば苦労したいだけなのかもしれない。料理だってそうだ、めんどうくさいことがしたいだけなんだろう、きっと。
昨日は豚バラのかたまりを買ってきて焼いてから煮た。8時間くらいかかった。面倒くさい。
おかげで美味しくできたけど、これだけ時間をかけておいて最後に失敗してもそれはそれで楽しかったんじゃないかと思う。
つまり苦労している過程がいちばんおもしろいんだということです。
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