時のすぎゆくままに

気ままに散策し、時の過ぎ行くままにアップしたいと思います。

数寄屋橋

2009-06-08 | 下手でも好き好き
会えそうで会えない、数寄屋橋

♪君の名はと たずねし人あり
 その人の 名も知らず
 今日砂山に ただひとり来て
 浜昼顔に きいてみる ♪

昭和27年(1952年) ラジオドラマで放送され、この番組が始まると
銭湯の女湯が空っぽになる といわれるほど大人気だった「君の名は」
の主題歌です。

まずはこれをご覧ください。

「君の名は」の映画の一部

この舞台となった数寄屋橋は、東京オリンピックを控えた開発の嵐に巻き込まれ
外堀を埋めて高速道路を作るために撤去されてしまったのです。

「あの数寄屋橋は、いまどうしている?」という観点から見てきました。


左は映画のポスターで、背景にかすかに朝日新聞東京本社の社屋が写っています。
右は現在の数寄屋橋で、ポスターと同じ位置(?)で撮ってみました。
背景にはマリオンが大きく聳え立ち、ポスターの面影はみじんもありません。

数寄屋橋公園には、石碑がありました。

「数寄屋橋 此処に ありき」と菊田一夫さんの筆による小さな石碑です。
若い人たちは、ここでこんなことが演じられた公園・・なんてみじんも無いでしょう。

数寄屋橋、なつかしい響きのする数寄屋橋公園です。


私が入社して配属になった社屋がこの近くで、当時は活気がありました。
あれから○○年経て、懐かしい数寄屋橋を訪ねてみました。
今ではビルとショッピング街に挟まれ、寂しい公園と化しています。

「君の名は」のあらすじ、出演者、作詞・作曲家等の詳細は
「君の名は」の詳細はこちらで・・・

※「君の名は」と聞いたら「私の名は誰も知らないだろう!」と、
歌でつなげないか(?)と思っていたら、
ポール・ポッツが歌う「誰も寝てはならぬトーランドット」
という歌の中に台詞としてあった。

ポール・ロバート・ポッツが素人オーデションで歌ったシーン