時のすぎゆくままに

気ままに散策し、時の過ぎ行くままにアップしたいと思います。

鳩の乱

2009-06-09 | 街の光景
東京駅丸の内側が 大豹変中!!

「鳩の乱」とか「2羽の鳩」とか、平和のシンボルの鳩が日本を騒がしている。
マスコミも やんやと囃し立てるものだから
興味心の強い私はその対象物を見物して見たくなり ウズウズ・・・。
5日に身近な渦中の物件を見てきた。

「ややややややややややややややっ?! なんじゃこりゃ!!」
と目を懲らした。



かの重要文化財級の日本郵政の中央局である。

建物の半分は覆いがかけられている。何しているのかな?
時計の針が無く、やる気のない時計が張り付いていた。

鳩が一匹くらいではどうしようもないのかも・・・。
なぜなら東京駅丸の内側は大変身中なのだ。
その大きな流れに一人だけ乗り遅れるわけにはいかないのだ!!
と言わんばかりの風情である。

「丸の内側が大変身中!!」 とは?

 

丸ビル(左)、新丸ビル(右の正面)、旧国鉄本社(右の右)

丸の内側の東西南北エリアを横長の四角形として説明すると
南側に「丸ビル」「新丸ビル」が聳え立ち
西側は旧国鉄本社のエリアも新装が完了している。
この二辺は開発が終わりイメージチエンジ完了。

そして北側の辺にあたる東京駅は大変身中である。



東側の辺を担う中央局だけが取り残されては沽券にかかわる
いくら重要文化財級であっても、みっともないのである・・

ということで、見切り発車しているのだ・・・と心境を勝手に推察。

大正三年の駅舎(モノクロですが)をご覧ください。
(工事現場の掲示板から借用)



なんとすばらしい建物で・・いや景色です。
この東京駅の煉瓦駅舎の復元が完成したら・・その時をイメージしてください。

これでは、鳩一匹にかまってなんか居られないのでしょう。
どうせ重要文化財でもないんだし・・単なる古い建物なんだから・・。
地震がきたら瓦解してしまう・・危ない建物なのだ。

ちょっと日本郵政側にたった考えをしてみました(冷汗)。
喧噪なこの場所に立つと、このような考えにもなってしまう雰囲気です。

あなたはどう思いますか?