きもちはでこぼこ

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実のない人生

2025年01月28日 | 日記

 

アボカドを育ててます。 水栽培です。

種がパカっと割れて芽が出始めたところ。

こんなに硬い種を破って出てくるって毎回 すごいなぁと思う。

 

去年の6月ごろ、友達が「コーヒーの花が咲いたよ」って

LINEを送って来た。

なんでもコーヒーの種から育てたやつが

開花したようだ。

花は真っ白で葉っぱはピカピカと濃い緑色でうっとりするくらいだった。

 

 

以前書いた記事「アボカド3兄弟」

ひとつは移動するときに落として割れてしまって

土に植えたけどその後は回復しなかった。

 

でも残りのふたつは元気で

こんな感じです。ちょっと寂しいか。あと3つくらいあるといいかな。

 

真ん中のは新しく種から育てて最近根っこが出てきたもの

今度は割らないようにしないと。

 

で、これでいい気になって

マンゴーの種でもやってみた。おみやげでもらったマンゴーを食べた後に

植えてみた。植えると言ってもそのまま土にではなくて

種を固い殻をはぎ取ってしばらく水につけておくと

芽が出てくるらしいのでやってみた。

 

マンゴーは種もかわいげがないのだけど

ずいぶん経ってから芽らしきものが出て、それもかわいくはない。

でも育って来たらだんだん植物っぽくなってきた。(途中の写真撮るの忘れたけど)

数か月たってみれば

 

普通だ。

 

緑の葉っぱが細長くて観葉植物としてもいいか。

 

アボカドやマンゴーのこういう写真を人に見せると

20代、30代くらいの人は「わぁ かわいい」とか「すごい!種を植えてこんなに

育つんだ!」ってなことを言うのだけど

40代 50代以降の 高齢になるとだいたいが「これ、花は咲くの? 実は成るの?」

「実がなったらちょうだい」「何年位で実がなるの?」っていう感じの感想になる。

おもしろいものだ。 (もちろん 全部がそうではないけど)

昔 花屋でバイトしていた時も花が咲くか、咲いたらどのくらい持つか、

実がなるかという質問は多かったな。

私にとってはそれほど実は関係ないのだけど

実が成るということは大事なんだろうね。

 

そういえば私は結婚はたまたましたけど

子どもはたまたまできなかった。

子どもがいないと言うと「あら 残念ね」「子供がいないとつまらないわね」

「なんで一人も作らなかったの?」

「子供がいない人生なんて考えられない」とか

「夫婦二人だけなんて気楽でいいわね」「二人だけでも楽しくやればいいじゃない」

ってよく言われて。へぇ そうなんだと思う。 二人だけで、ってのもあまりいい気がしない。

子どもがいる人生を否定する気はさらさらないし

子どもがいればいろいろと大変だろうけど、とても素晴らしく充実した人生だとは思う。

 

かと言って子供がいない人も、結婚しない人も

それぞれ事情があるだろうし、気が付けば3人も4人もボコボコ産んじゃう人には

わからないだろうけど悩んで苦しんで何年も不妊治療してもできない人いるし

それ以前に人を好きになることすら面倒くさいとか

その機会がない人や異性に興味がない人などいろんな人生の人がいるというのに

しかも

自分とちょっと違うからってその言い方はどうよ、とも思う (言わないけど)

子どもを産んで育てると人間として成長するとかいうけど

何人産んでも、そういう無神経な事を言う人と会うと

自分たちが普通で、産まない または産めない人の気持ちは

わからない人もいるんだなぁと思うこともある。

(あれ?子供産んだ割には成長してないじゃん)

 

そう言う人からみれば私は「実のない人生」ってことか。 知らんけど。

 



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