冨田真由さんが男に刺され、意識不明の重体となっている。
30年以上アイドルを見続けてきた者として、悲しいし、残念だし、ムカつくし、なんともやりきれない思いだ。
アイドルは疑似恋愛の対象なんてことが言われる。
以前に書いたこともあるけど、僕にはその感覚がまったくわからない。
でも、今回の事件はその疑似恋愛が最悪の方に向いてしまった結果だと思う。
かわいさ余って憎さ百倍をそのまま体現してしまったような。
それを考えるとアイドルという職業は、怖いものでもある。
マスコミの多くは犯人を“ファンの男”と表現してるが、僕はこんな奴を絶対にファンとは呼ばない。
マスコミが“ファン”と表現するのは、男がそう言ってるからなんだろうか。
でも、何かあった時に守るのがファン。裏切られるようなことがあっても嫌いになれないのがファンだと僕は信じてる。
守るどころか殺意を持って襲ったこの男、“元”とか“だった”をつけたとしても絶対にファンとは認めない!
今は、ただただ冨田さんの命が助かることを祈るのみだ。