世界最強の男 ２０１４

年に一度のお楽しみ。

かなり前からＮＨＫ　ＢＳ－１で放映されている、
『世界最強の男』（Ｗｏｒｌｄ’ｓ　Ｓｔｒｏｎｇｅｓｔ　Ｍａｎ）。

世界一の力持ちを決めるという、
単純にしてものすごく盛り上がるイベントです。

ＮＨＫはまさに『不定期イベント』としてこの大会を放送しているのですが、
うっかりすると忘れてしまって『あ～もう放送、終わっちゃったんだあ』となることもままあるんです。

去年は確か見落としてしまったので、
今年は2年ぶりに、
この大会を楽しめることとなりました。

一時よりも参加者は増えて30人。
予選ラウンドをこなし、
決勝ラウンドには12人が勝ち進むという大会方式。

両方で数百キロのタイヤを天秤上に仕立てて運んだり、
100キロ以上の樽を投げあげてバーを越したり、
400キロの車を運んでみたり、トラックを引っ張ってみたり・・・・・・・

何しろ2ｍ、180キロを超すような筋肉ムキムキノ大男たちが、
顔を真っ赤にして重いものを運んでいく姿、
興奮せずにはいられません。

途中でまさかの落下があったり、
力尽きる選手が出たり、
はたまた重いものを落とした時にケガをしたり、
ハプニングはつきものの大会ですが、
それだけに面白さも満点。

東欧・北欧系の選手が強さを誇ると思いきや、
アメリカのマッチョマンが反撃に出たり、
南アの超ド級の男が出てきてみたり・・・・・。

毎年のことですが、
今年も『知っている顔』『覚えている名前』を見ると妙に肩入れしたりしながら、
2時間の”興奮のイベント”に体を乗り出しました。


今年は最後の種目で、
リトアニアの”英雄にしてアイドル”のザビッカスが4度目の優勝。
『世界最強の男』
に2年ぶりに輝きました。

連覇を狙ったアメリカのショーは、
途中の種目の失敗が響いて優勝ならず。
また来年戻ってきてくれることでしょう。


『いかにも海外』の風情が満点で、
とても楽しいイベントです。

会場となったロサンゼルスは、
相変わらず気持ちの良さそうな風が吹いていました。

日本も、”春遠からじ”ですね。