今年も東京マラソンが、
小雨そぼ降る中行われました。
今年でもう9回目だそうですね。
前知事である石原慎太郎氏の肝いりで始まったこの大会。
年々認知度も高くなり、
参加希望ランナーも多くなってきているようですね。
昨日も3万人余のランナーが、
寒い東京路を駆け抜けました。
競技としては、
エチオピアのネゲセが2時間6分00秒で優勝。
以下ズラリとアフリカ勢が上位に並び、
日本選手での最速はあの【元祖山の神】と言われた今井正人選手でした。
記録は2時間7分39秒と、
久しぶりの7分台。
今後の世界選手権⇒リオオリンピック
へと続く道のりが、
楽しみになってきましたね。
今井選手ももう30歳ということを聞くと、
『なんとも月日の経つのは早いものだなあ』
と実感しますね。
あの箱根5区での激走から、
もう8年も経つということですかあ。
ところでこの東京マラソン。
競技としての興味というよりも、
やはり市民ランナーの祭典ということで、
一種のお祭り感が楽しいですね。
新宿から銀座、
浅草を通り抜けてお台場と、
普段ピンポイントでこれらの街に降り立っている東京人でも、
なかなか『こんな風につながっているんだなあ』
と実感することは少ないですからね。
テレビを見た東京以外に住む人たちが、
『へえ、こんな風にあそことあそこはつながってるんだあ』
と思って興味を持ってもらったら、
嬉しいことです。
来たるべき東京オリンピックに向けて、
今年は『テロ対策』という観点からも、
緊張感のある大会でした。
まずは何も起こらなくて、
ホッとしています。
この【東京の市民ランナーの祭典】が、
未来永劫まで、
続いていってくれることを、
強く期待しています。