ソチ五輪 竹内智香が銀！ アタフタしているのは、見ている我々だけ…

昨日のソチ五輪は、
日付が変わったぐらいから女子フィギュア・SPが行われる予定のため、
なんだか日本中がその時間に向けて、
ワサワサしていたのではないでしょうか。

そんな中。

スノーーボード女子・パラレル大回転が行われました。

スノボのパラレル競技は、
タイム勝負ではなく、
人と人との勝負になるため、
見ている方は興奮しますね。

特にこの大回転は、
『タイマン』でのトーナメント戦。

こりゃあ盛り上がらないわけはありません。

予選をトップの成績で通過した竹内選手。

『にわか』のワタシにも、
見ていてその落ち着いて安定した滑りっぷりは、
出場選手中で最も『安心できる』選手と映っていました。

1回戦、準々決勝、準決勝・・・・・・。

タイマンの勝負を余裕でかわす竹内選手の滑りに、
荒川静香選手の代名詞にもなった
【クールビューティー】
という言葉を思い起こしていました。

女子では竹内選手。
そして男子ではビック・ワイルド選手（露）が、
特に安定した滑りを見せているように、
ワタシには見えていました。

決勝でも1本目は安定感抜群にリードを奪いましたが、
2本目の中盤でクンマー選手がグングン”突っ込んで”くると、
それが目に入ったのか、
終盤で”突っ込んで”転倒してしまいましたね。

素人目には、
2本目が青のコースで滑って、
相手の動向が見える位置だったというのが、
不運と言えば不運だったのかなあ？なんて思いましたけど、
まあそれも『後付けの論理』ですね。

滑っている選手には、
そんなことな～んも関係ないかもしれません。


それにしても竹内選手の安定感は、
本当に光りました。

海外に武者修行に行ったり、
いろいろな経験をしてきている選手だそうで、
そのあたりに『動じない強さ』を感じることが出来ました。
頼もしい選手ですね。
（なんとなくマラソンの川内選手にかぶっているところがあるように感じました。そういえば川内選手、先週末熊本でVを飾り、再来週には琵琶湖マラソンに出場の予定だそうですね。相変わらず、凄いタフさですね。）

中継の中でもアナウンサー、解説者が笑いながら何度も言っていました。
『アタフタと焦っているのは、我々だけですねえ』

その通りで、
ワタシも竹内選手がちょっとでもバランスを崩すと
『あ～～～』
なんて声が出ちゃいましたが、
本人はいたって冷静に、
何事もなかったように滑り切っていましたね。

脱帽です。
お騒がせして、すみませんでした。


決勝での転倒シーンでは、
解説者の方、

『ヴぁ～～～～～～』

と叫んでいましたね。
その叫び、耳に残っています。

しかし選手への愛がある、
いい解説でした。


＊浅田真央選手については、また今度。
　残念過ぎて、言葉になりません。