SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

大相撲九州場所が初日ほか

2019年11月11日 | スポーツ全般

なんだか久しぶりに、
ゆったりと過ごした週末でした。

何かずっと、
スポーツのビッグイベントに心を奪われることばかりで、
落ち着かない日々を送っていたこの秋。

木曜日に井上尚弥のWBSS決勝が終わったことで、
ようやく何か「何もないなあ・・・・・」
という週末が訪れたというのが実感。

もちろん今週末も、
いろいろなスポーツはあったのですが、
ワタシの中では完全に一区切りついたという感じで、
このブログも2日間何だか「書く気がしない」という思いを抱いていました。

この週末、
ワタシの気持ちは「祝賀御列の儀」に傾いていて、
昨日はしっかりとテレビでパレードを眺めていました。
いい天気で、よかったですね。


さて、
すこしだけ週末に行われたスポーツを眺めていきましょう。

大相撲は九州場所が初日を迎えました。
今場所は横綱が揃うと思っていたら、
初日を前にして鶴竜の休場が決まりました。

腰のすべりという事は、
腰椎分離の症状ですから、
なかなか厳しいですね。

この年では治るという事のないものですから、
やはりここから引退までは、
だましながらやるしかないのでしょうね。
一気に鶴竜の現役引退について、
現実味を帯びてきました。

そんな感じで初日を眺めていましたが、
「もし今鶴竜が引退したら。。。。。」
と思ったら、
何かぞっとしてしまいました。

先場所もそうでしたが、
両横綱が不在の場所になると、
一気に大相撲も「人材不足」が顕在化してしまって、
混とんとした状態になってしまいます。

先場所優勝の御嶽海は今場所次第で大関昇進もあるという事ですが、
まだまだ角界を引っ張っていくほどの器は示せていません。
その御嶽海に貴景勝、朝乃山に高安あたりがぐいぐい引っ張っていかなければならないと思いますが、
まだだれがその先頭に立つのか今はまだ全く分かりません。

その彼らの壁になるのが白鵬、鶴竜、豪栄道あたりですが、
やっぱり「高い壁」になってくれそうなのは白鵬ぐらいかなあ・・・・・
そんな気のする初日でした。


一方でサッカーですが、
Jリーグの優勝争いとACLでの浦和の戦いが行われました。

ACL決勝の浦和は、
初戦アウェーで0-1の敗戦。

まだまだ挽回のチャンスは残されていますが、
あまりの過密日程に、
「協会は、日本のチームをACLで優勝させる気、ないの?」
と思ってしまうほどです。

現実的に浦和は、
このACLと同じぐらい、
Jリーグでの残りの日程も大変なことになっていて、
もしかしたらJ2も・・・・・
って感じですもんね。

一方の優勝争いは、
フロンターレが意地を見せて鹿島にアウェーで完勝。
その結果、
マリノスとFC東京が抜けだしました。

FC東京の初優勝はなるのか?

思えばフロンターレと同時にJ1入りを決めた(と記憶している)FC東京。
フロンターレに後れを取ること2年、
ついに待望の瞬間は訪れるのでしょうか。


高校野球の秋季大会は最後の段階を迎えた週末。
最後に残ったのは東京大会。

決勝は戦前予想されなかった帝京vs国士舘という対戦でした。

ここまでの勝ち上がりを見ると、
帝京が久しぶりのいい戦いを見せていて、
日大三、関東一、創価などの強豪を次々に倒してきており有利かとも思われましたが、
決勝の相手が国士舘と聞いて、
東京の高校野球ファンは一様に思ったことでしょう。
「ああ、これは国士だな」と。

国士舘は平成の時代から、
西東京所属⇒東東京所属⇒西東京所属
と戦う地区を微妙に変えてきたのですが、
東東京に所属していた間、
その頃全国的に名をはせていた帝京にだけはめっぽう強い「帝京キラー」として有名でした。

もちろん国士舘自体なかなか強いチームではあったのですが、
夏の大会に限れば一度しか甲子園の土を踏めていないチーム。

一方帝京は、
言わずと知れた「東の横綱」として90年代~00年代を駆け抜けた超強豪。
平成の序盤だけで全国制覇を3度も達成するなど、
その名をとどろかせていた「絶対王者」という存在でした。

しかし東京大会で両者が激突すると、
なぜか国士舘の分がよくなるのが不思議。
国士舘の永田監督は、
力で押し切る帝京の嫌がる野球で相手にけたぐりをかけるような戦い方が得意で、
何度も下馬評を覆してきたものでした。

その永田監督は一時国士舘の指揮官を去り(国士大の監督に就任)、
国士舘自体も帝京の所属する東地区から西地区に移って行って、
「甲子園をかけた」大事な試合で対戦することはあまりありませんでした。

しかしここに来て、
帝京が8年ぶりに甲子園を射止めようとする先に壁となって立ちはだかったのは、
やはり国士でした。
そしてその指揮官は、
数年前からまた高校野球に舞台を移して指揮官として復帰した永田監督。
帝京の前田監督としては、
またしてもやられたという感じでしょうかね。

日大三や関東一を破った時のような試合が、
なぜか国士舘相手に行うことが出来ずに完敗の0-6。
試合内容からも、
選抜の切符はかなり遠くなってしまったような気がします。

一方の国士舘。
『春の国士』の異名もあるように、
やはり得意の秋の東京大会を制して、
選抜に名乗りをあげました。

永田監督はやはり、
秋から春にかけてのチーム作りは、
天下一品のものがあります。
勝ち方を知っていますね。

昨年は秋の東京大会を久し振りに制したものの、
やはり全国でしっかりと戦えるだけの力が備わっていなかったか、
明治神宮大会と春の選抜では全国の強豪に対して力負けを喫してしまいましたが、
今年は昨年の経験が備わっているのでどうなるでしょうか。

90年代の「春に強い国士」を見せられるか。
注目しましょう。


これで全国から10代表校が揃って、
今週明治神宮大会が開幕します。

星稜、仙台育英、明徳義塾、明豊。。。。
今年の春夏で甲子園に足跡を残したチームが、
また地区大会を制して戻ってきます。

彼らを中心に、
激戦の近畿を制した天理や、
かなりの力を持っていると思われる中京大中京、
昨年は札幌日大が制した北海道から初出場の白樺学園など、
精鋭が揃います。

この大会は地区大会の日程もばらばらだし、
特に「目指すべき大会」でもないので、
どこまで「本気度」が高いのか?
という疑問がいつもわく大会です。

この大会に勝ったからといって決して来るべき選抜で優勝候補の筆頭に推されるわけでもないのですが、
「センバツに出るチームのうち、1/3を見ることが出来る」
というのもまた高校野球ファンにはたまらないところで、
いろいろな視点を持って「来るべき新年度の勢力図」に思いをはせながらのんびりとみる大会という位置づけです。

当然「大学の部」の方が、
4年間の集大成の大会になるので、
選手たちの熱は高いのは確かですね。



この週末は、
わが家のすぐ近くで行われるゴルフ日本シリーズのチケット販売のお知らせが入っていたり、
「ああ、もうそんな季節なんだなあ」
と実感することが多くありました。

ここから年末までは、
駆け足で過ぎていってしまいそうですね。

気を引き締めて、
最後の50日を楽しもうと思います。


*そういえば余談ですが、
土曜日にWOWOWでやったWBSSの決勝は、
本当に面白かった。

何しろ井上尚弥とノニト・ドネアのあの激戦を、
当の本人である井上尚弥がゲストに来て、
すべてのシーンを解説するんですから。。。。。。。
あり得ないような贅沢な時間となりました。

ああいうプログラム、
最高だなあと思いますね。

本人の解説で、
ファイター本人がどういう風に考えて試合を進めているのか、
解説者の解説だけではわからないことがいっぱいあるんだなア・・・・・・と実感。

眼かてい骨折が判明した右目は痛々しかったのですが、
とりあえず今後のファイトに影響を及ぼすようなものではなかったようで、
少し安心しました。

今後もアメリカでのファイトの後、
ああやって放送席に座って”解説”してくれるプログラムがあると嬉しいなあ。。。。


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