SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

無念! 秋山の連続試合安打 31試合で止まるも・・・・

2015年07月15日 | プロ野球

昨日の西武vs楽天戦。

両チームとも連敗中と元気のなさだけが目立ちましたが、
そんな中でなんといっても注目されたのは、
西武・秋山翔吾選手の連続試合安打。

難敵と思われた大谷をはじめとする週末の日ハム3連戦でも継続して、
西武ドームに戻ってきてのこの試合。

楽天の先発は則本。
この則本を得意としている秋山だけに、
ワタシはこの試合でしっかりとヒットを重ねて、
明日いよいよ日本タイ記録に臨むと信じて疑いませんでした。

明日はその快挙を祝おうと、
観戦の予定も立てていたワタシだったのですが。。。。。。

しかし、
昨日の秋山は則本にやられたというよりも、
なんだか硬かった。

フルカウントからの三振から始まったこの試合、
第2打席では完ぺきにとらえたあたりがライト正面に飛んで凡退。
第3、第4打席はいいところなく終わり、
試合も何だか西武がリードして9回へ。

西武は絶対的守護神(?)の高橋をマウンドへ。
楽天打線の湿りぶりを見ても、
『ああ 決まっちゃったな』
と思わざるを得ませんでした。

実はワタシ、
『高橋~今日は打たれろ~。9回裏まで攻撃を回せ~』
と祈っていました。

するとすると。

このところ不安定な高橋は試合を締めることが出来ず同点に。

『お~~~やっぱり野球の神様は、いるぞ~~。そして、秋山に打てと言っているぞ~~』

と大盛り上がりで10回を迎えました。

1死から打順は秋山。
気合の入った目で投手に集中している様子です。

楽天のピッチャーは、
この回から4人目の青山。

しかしこの青山、
意識過剰の様子がありありで、
3球続けてボールを投げて3-0.

ここで球場、
大きな歓声に変わります。
『こらっ~~~ストライク投げやがれ~~~~』

試合のことはそっちのけ(?)で秋山に大声援を送るファン。

そしてカウント3-2からの6球目、
秋山は外角のやや外れ気味のボールを、
しっかりと『いつものように』見極めて、
胸を張って1塁へ。

秋山らしく、
決して『自分の記録本位』にならずに。

その瞬間、
球場は大きなため息につつまれました。

ワタシはこの時もまだ、
『いやいや、12回まで試合がもつれれば、まだあと1打席回ってくるかも』
なんて望みを抱いていましたが、
2死1・2塁から、
中村の打った打球の放物線が、
大きな弧を描いてレフトスタンドへ吸い込まれた瞬間、
秋山の長い長い『連続安打ロード』はついに終わりを迎えたのでした。

試合の後、
なんと秋山はヒーローインタビューへ。
そこで彼は、
『記録のことは頭にはあったが、同点のところだったし、四球で塁に出られてサヨナラを呼び込んで満足です。』
といいました。

『さすがは実直でフォアザチームの、秋山ならではだなあ』と、
この選手のこと、
またまた好きになってしまいました。

連続試合安打は、
残念ながら日本記録にもパ・リーグ記録にも届きませんでしたが、
今度は今季の『年間最高打率』を狙っていってください。


最近ワタシは、
応援するチームというよりも、
『ものすごい選手』
のプレーを見ることを中心に野球を見るのが心地よく、
そんな視点で野球を眺めています。

今季の秋山の打撃、
これはもう、
大谷とか森、松井、柳田などを見ると同じような気持ちにさせてくれる、
『スーパースターのそれ』
ですね。

これからもずっと、
こんな『興奮させてくれるプレーヤー』
でいてほしいと思います。

残念だったけど、
この1か月ほど、
特に7月に入ってからというもの、
大いに楽しませてもらいました。

オールスターでもその存在感、
バリバリに見せちゃってください。

秋山から始まって、
柳田、中田、中村、浅村、李らが並ぶパ・リーグの打線、
これぞ【夢の競演】ですね。

楽しみです。


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