≪第3回WBC 第1次ラウンド≫ ~福岡・ヤフオクドーム~
【第1戦】 日本 〇 5-3 ● ブラジル
【第2戦】 日本 〇 5-2 ● 中国
WBC一次ラウンドが、ついに土曜日に開幕。
事前の壮行試合などでは心配な面ばかりを見せられていた日本代表『サムライジャパン』でしたが、
何とか土・日の試合に連勝。
苦しみながらも2次ラウンド進出を決定づけました。
初戦は難しい、というのをまざまざと見せ付けられたブラジル戦。
『国際試合の重圧とはなんなのか』
ということを今一度考えさせられる初戦となりました。
『実力は日本のプロ野球チームの1軍半程度』
と思われていた初戦の相手、ブラジルでしたが、
カチンコチンの日本代表に比べて、
『失うものは、何もない』
という気迫で立ち向かってきて、
大苦戦を強いられました。
もしもWBCならではの『投球制限ルール』がなかったならば、
どう転んでいたかわからない試合でしたね。
この試合を見ると、
本当に『野球というのは本当にやってみなければわからない』
ということを、
改めて再認識させられます。
『いいピッチャーを擁しているチームに先制されると、本当に追っていくのは難しい』
ということです。
しかしこの苦しい戦いの中、
ベテラン・井端が本当にいい仕事をしてくれました。
彼は力んだ様子もなく、
熱い心を内に秘め、
『いつもと同じ仕事』を淡々とこなしてくれたように感じています。
さすがは『プロ』ですね。
プロの仕事師です。
そして昨日の第2戦は、
初戦よりはだいぶ硬さも取れた感じで、
投手陣が自分の力を発揮してくれました。
特に先発の前田。
事前の試合の心配な要素は、
昨日の試合で完全に払しょくしたといってもいいでしょう。
まだまだ余力満点の、
『エースとしての輝き』
を感じることが出来ました。
キューバ戦~2次予選に向け、
投手、打撃ともにかなり見極めが出来てきたことでしょう。
野村、森両監督などがかつていつも言っていた、
『短期決戦は、選手の見極めこそが大事』
ということが、
今後首脳陣に試されていくことでしょう。
『このチームは〇〇と心中』
と言えば潔く、かっこよく聞こえるでしょうが、
実際は『いろいろな手を打つ』度胸がない指揮官ということも言えます。
大胆かつ細心に
かつてのWBCで王監督や原監督が大胆に打った手を思い出し、
日本を勝利に導いていってほしいと思います。
内川を筆頭に、
自分の力をそのまま出してくれている選手、
何人か見受けられます。
反対に、
心配な選手たちも見受けられますね。
大会はこれからが本番。
キューバ戦以降、
日本と同等に近い相手がずっと続いていきます。
その相手に対して堂々と立ち向かっていけるよう、
この2日の調整期間は、
結構大事になってくることでしょう。
マエケンのように、
劇的にコンディションがアップしてくる選手たちも、
出てくるんではないでしょうかね。
さあ、
いよいよですよ。
頑張れ!ニッポン!
大声援が、
サムライたちを後押しするよう、
応援していきたいですね。
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