WBC準々決勝 日本快勝！岡本が、村上が。待望の主砲たちが大爆発！

【WBC　準々決勝】

イタリア　０００　０２０　０１０　ー　３
日　本　　００４　０３０　２０×　ー　９


日本代表、サムライジャパンがイタリアに快勝。準決勝に進出しました。

日本は3回、
大谷のドラッグバントからチャンスをつかみ、
この日4番に入った吉田の強烈なショートゴロで先制。
そして村上四球でチャンスを拡大すると、
打席には岡本。

ここまで全くと言っていいほどその存在感を示せなかった若き巨人の主砲が、
ここでどでかいことをやりました。

2－2からの6球目、
変化球を若干泳ぎながらもたたくと、
打球は大きく舞い上がってレフトスタンドへ。

「オレが岡本だ！」

そんな叫びのような打球で、
日本は4－0と序盤で大きなリードを取ることができました。


それにしても。。。。

このイニングで印象に残るのは、
大谷のドラッグバント。

相手の守備が、
ずっと「大谷シフト」を敷いていたのを逆手にとって、
あそこであのバントを選択できる野球小僧っぷり！！！

なんだか無性に、
むしょ～～～～に、
嬉しくなっちゃいました。

まるで少年野球のように。

野球が大好きな野球小僧は、
自由な発想で、
相手のスキを突くんですよね～～～。
そんなことをいっつも考えているんですよね～～～～。

そんなところ、
またほれぼれとしてしまいました。

そして投球では、
初回から一球一球に、
叫び声をあげながらの投球。

気合がほとばしった投球に、
イタリア打線も気押されていました。

思えばイタリアの攻撃の時、
そう、大谷の投球の時は、
スタンドからの鳴り物の応援も絶叫もないので、
その絶叫、よ～く聞こえるんですよねえ。

ま～なんというか、
すべてに「野球の面白さ」が詰まった、
そんな試合になりました。

その大谷も、
さすがに初回から飛ばしに飛ばした反動で、
5回は疲れも見えて抜け球も多くなり、
そこをイタリア打線にとらえられました。

2点を失って4－2、
さらに1・3塁のピンチで登場したのは、
心臓に毛の生えた大魔神、伊藤（日ハム）。

さすがにどっしりしてますねえ、伊藤は。
ピンチをものともしない投球でこのピンチをしのぎ、
後を今永に託します。

日本は点を取られたすぐ後の5回裏、
待望の男にタイムリーが生まれました。

そう、村上宗隆です。

すべての日本のファンが待ちに待ったタイムリーが、
無死1・2塁のチャンスで生まれます。
打った瞬間に抜けるとわかる村上らしいマッハの打球が、
あっという間にセンターの頭を超えていきました。

これで5－2とした日本、
さらに岡本がライトオーバーの2点タイムリー。
岡本はこの日5打点、
頼もしい主砲が覚醒しました。

7回には吉田の特大のホームランに、
村上の弾丸の2塁打が出て、
この日ケガをおして復帰した源田にもタイムリー。

まさに役者がそろった日本は、
7回から満を持してダルビッシュが登板。
気合の入ったピッチングを見せてくれて、
最後は大勢が締めて9－3と勝利。

見事にこの東京ラウンドを全勝で飾り、
いよいよ決戦の地、
アメリカに向かいます。


サムライジャパン、
これ以上ない感じで準決勝に向かえますね。

好調の大谷、ヌートバー、近藤、吉田に加え、
主砲の村上・岡本が復調。
守備のかなめ・源田にも目途が立ち、
投手陣も好調を維持しています。

戦力的に死角はなしと見ます。

しかし野球はゲームだけに、
やってみなければわかりません。
準決勝以降は、
運が向いたら勝てて、運が向かなければ勝てない。
そう思っています。
全力を尽くすのみ、そんな感じがしています。


昨日までは、
「アメリカが勝ち上がればいずれにしても準決勝はアメリカ戦」
という事になっていましたが、
なんだか急遽変更になったようで、
準決勝の相手はメキシコvsプエルトリコの勝者となりました。

いずれの相手も、
簡単に勝てる相手ではありません。

全力を尽くし、
日本に球運が向くのを待とうではありませんか。

それにしても。。。。

昨日が東京で準々決勝、
そして21日にマイアミで準決勝。

あ～強行スケジュールだなあ。

準決勝の先発は佐々木が担う予定。
世界にそのすごさを見せつけて、
自分の勝ちをぐ～ンと上げちゃってください。
サッカーの三苫のように。

さあ、
もうドキドキしてきたぞ～。

頑張れ、サムライ・ジャパン。
全力応援、しています！