一夜明けて・・・

久保の落選。非常に残念であるし、久保にとっては自分らには到底わからない、ものすごいショックだったに違いない。しかし、本人はフィジカルが万全ではないことを承知していたはず。ジーコ監督は自身の86年Ｗ杯での経験をくみ、涙をのんで、久保を落選させたはずだ。なによりその久保を一番信頼し、使ってきたのだから・・・これは真のサッカー人、監督しての苦渋の決断だったに違いない。

過去にも現横浜Ｆマリノスの岡田監督も９８フランスＷ杯で、キングを帰国させた例もある。誰もできなかった大鉈だったと思うし、監督の胸中はこちらでは計り知れないくらい悩みぬいていたと思う。それを理解しているからこそ、キングは涙をみせなかった。どんなにでたかったかと思うと今でもこちらが泣けてくるほどだ。キングの魂みたいなものは向こうに置いてきたの発言は心に今でも残っている。サッカーファン、キングファンでなくとも心に響いたはずだ。

選手が上手くなっていくにしたがって、２３人枠に入ることはますます難しくなってくる。でも、確実に日本のサッカーのレベルはおかげであがっているのだ。落選という非常に厳しい現実も、サッカー日本代表の糧であると思う。落選した選手があってこそ、選出された選手のがんばりを期待したい。
今回の予選は非常に厳しいものである。すでに優勝候補、ブラジルは豪州戦、クロアチア戦に全力でたたかい、日本戦は控えでたたかうと明言した。今のブラジルは控えでも十分強い。がしかし。なめてもらっては困る。日本にだって非情な歴史があるのだ。なめてかかると痛い目にあうぞ。覚悟しろ！ブラジル！！日本は負けはしない。大和魂を侮るな！！

がんばれ！ジーコジャパン！！
ものすごく期待しているぞ！！！