空気をよめよ

新しい月が始まりました。
色々気分一新するのには良いですね。
毎月1日は、我が家にある小ぶりな神棚に向い拝んでから出社。
家内安全、商売繁盛。仏教徒では有りますが、神頼みも必要。

今日はお昼休みの殆どを、愛知県北部にある、ある町役場で過ごした。
先週も書いたが、「入札参加資格申請」のため。
昼休みに受け付けていない行政は、
昼休み中に並んでいると、お昼一番に処理してくれるので、
待つ甲斐はある。喫茶店などで時間をつぶしてから
役人と一緒に役所に入ると、随分待たされることとなる。

私は12:30で、1番。50分頃には、既に10人は並んでいた。
ちなみに13時開始の時点では、20人は超えていた。
早起きは三文の得ではないが、こういう心がけも良いことではないかな。

いえ、こんな自慢話を書くためこのことに触れたのでは有りません。
その昼休みの出来事。そのフロアーの奥で、女性の大きな声。
「こんにちわー、○○生命のなんたらでございま～す」
昼休みに訪れる生保のおばちゃんだ。
以前私が名古屋市役所を営業している時(10年以上前)は、
昼休み以外もお構いなく来ていたような気がするが。

すると私のそばにいた職員が小さい声で「また来たかぁ・・」
昼休みに本を読む人、パソコンを見る人、はたまた居眠りをしている人、
そんなのどかな空気を見事に打ち破って正に「突入」！
だんだんこちらに迫ってくる。
「○○さ～ん、どうですか～」「あぁ、まぁ、うん・・」
「またおねがいしますねぇ～」「・・・」

あんなことで商売になるんだろうか。
明らかに限られた30分勝負といった様相の「営業」だ。
それで成り立っていればいいが、
さっきのそばにいた職員の方ところを通過した後、
彼が又小声で「やかましいんだよなぁ・・・」

世の中には、「空気」の読めない人がいる。
又、「空気」を読まなくて良い立場の人など、
世の中には赤ん坊以外はいない。
そういえば、確か私の会社にもいるし！バンドでも感じるときがある！
逆に自分がそういう対象になっている時もあろう。
気を付けなくてはならない。
そんなことを強く感じさせられた日であった。

ただ、たとえ売れたとしても、あの仕事はえらいわ・・
わしにはできん。