青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

働きアリ

2008年08月20日 | ビジネス
先日、同期諸君と酒を酌み交わした時、
「働きアリ」の話で盛り上がった。
言い出したのは、大手製薬会社
名古屋営業所長で有らせられる?Y岡。
何でもこの製薬会社社長が営業所長を集め
訓示として切々と語ったとかで
私が社長になるに当ってその話を教え被る。

結構知られてた話の様だが俗説も多数。
ネットで調べる限りこれの22ページが
どうやらその研究の大元のようだが、
これを元に夫々に解釈するのもそれはそれ。
恐らく製薬会社社長も、自己アレンジした感もあるが
彼から聞くところによると、こんな事。

働きアリの集団の中で、働きアリと言えど
その中の2割働かないアリがいるそうだ。
その働かない2割のアリを排除し、
働くアリと入れ替えるとどうなるかと言うと、
働くアリばかりにしたはずのアリの集団の中で
2割のアリが働かなくなるという話。

当然ビジネスに置き換えての表現となる。
よく「出来る2割普通6割出来ない2割」の話を
耳にする事が多いが、この製薬会社の社長は、
組織の調和を保つ為に、何と!この働かないアリを
大切にしろ!と訓示していると言う。

勿論私がこのことを100%真に受けて
企業という組織と言う中での、
働かないアリと称する人たち(居るのか!?)を
大切にしようとなどとはとても思わないが、
案外納得が出来る話で有ったりもする。

戻ってこの論文
23ページ辺りに書いてある事が面白い。
バカより大バカの方が、お利口を活躍させる!
なんとも笑え、そして大きく肯く話でもあった。


ところで・・・
組織と言えば、ビッグバンドでもおなじか!?
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2 コメント

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Unknown (デキスギ)
2008-08-21 12:22:07
ちょっと難しい話をしますと、理論的には、「働かないアリ」は遺伝学の多様性、「お利口」「大バカ」はそれぞれ数学で解探索をするときの局所解とそこから脱出するためのエネルギー、と言い換えることができます。いずれも真の正解がよくわかっていない、導くための公式もわからないような難しい問題でよりよい解を見つけ出すための方法として、学問の世界でも有効性が認められているものです。

今よく働くやつは、上で言う「局所解」で、それはそれで役に立ちます。さらに、働かないやつ、大バカを大事にするということは、「今までにできなかったことができるようになる」可能性を大事にすることだと思います。

ちょっと学者っぽい?
返信する
デキスギくん (あおやき)
2008-08-21 12:46:59
>ちょっと学者っぽい?

どえらい学者っぽい。
返信する