青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

違和感

2021年09月18日 | 思うこといろいろ
四、五年前の事であったか、
東京出張の時に乗車した新幹線。
とても混み合っていた記憶が残る。

私の降りる駅も降りる方が沢山おられ、
降りる間際、連結部のデッキには出られず、
座席の通路に立ち停車を待っていた。

出会ったその方は連結部至近の最前列。
実は原則発売しない8号車ABCD席、
そう、グリーン車の「そういった」席だ。


その方も私と同じ駅での降車らしいが、
どうやら寝起きが相当悪いのか、
到着を知らせた隣に座る秘書らしき方に
いたく厳しい口調で話しているのが分かる。

その姿勢は後ろに人が座っているのも構わず、
リクライニングシートを全開に倒したまま、
JRのブランケットを無造作に被った状態。

どうやらその秘書の手際が悪く、
希望の時間に遅れた、という事が会話で分かり、
尚且つ乗り継ぐ新幹線の待ち時間が、
いつもより随分長い事の不満を漏らすのが
真横にいた私には十分理解出来てしまった。

それは会社の上司部下の間柄では無く、
表現が妥当かどうかわからないけれども、
学生の部活の先輩後輩にも似た、
やや陰湿な会話で少々驚いた記憶だ。

その人がどういう人かは顔を見て一目瞭然。
テレビにも良く出て来る国会議員の一人。
この席に座っているから間違いはない。


列車が停車し扉が開くと、
順次乗客が降りて行くのだがその秘書、
私の降りるのを制してその議員を先に通す。

まぁ、それ位の譲る気持ちは私にも有るし、
一応この議員さんも軽く一礼をされた、が、

 リクライニングは倒しっぱなしで、
 ブランケットは放り投げたままであった。。



降りるや否や、何かわからぬがホーム上で、
また思い出したかのように不機嫌に秘書に迫る。
いくらどうでもその光景は「お見苦しい」。


お陰で私にはしっかりこのシーンが
この人の印象として脳裏に焼き付いてしまった。



まぁもっとも、
どんな偉い人だって気に入らない事は有るし
不機嫌になる事も有ろう...









....ただ、この方、

昨日告示された自民党総裁選挙の立候補者として
お名前が挙がっていた。

テレビで、
何やら難しい事を主張しておられはしたが、
ごく個人的に、私には違和感が残ったそのシーン。



公人と言うのは大変である。



画像は新幹線の座席のイメージ^^
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 学生時代の演奏の思い出その17 | トップ | 民話 »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あ! (Ken坊)
2021-09-20 09:45:53
N700Sだ!
返信する
Ken坊さん (あおやき)
2021-09-20 10:18:39
よくご存知で!^ ^
返信する