昔々のお話。
父が職場で大怪我をして病院に担ぎ込まれた日、
病院に駆けつけた母と、父が囲っていた妾が鉢合わせ。
母は慌てず騒がず「私は〇〇の正妻です、あなたは
下がりなさい。」と言い放ちました。
同じく駆けつけた父の同僚も母に賛意を示してくださり、
妾はすごすごと引き上げました。
どうなることかと幼心を震わせていたわたしは、心から
母を尊敬しました。強く優しい母も今はこの世におりません。
以って瞑すべし。
昔々のお話。
父が職場で大怪我をして病院に担ぎ込まれた日、
病院に駆けつけた母と、父が囲っていた妾が鉢合わせ。
母は慌てず騒がず「私は〇〇の正妻です、あなたは
下がりなさい。」と言い放ちました。
同じく駆けつけた父の同僚も母に賛意を示してくださり、
妾はすごすごと引き上げました。
どうなることかと幼心を震わせていたわたしは、心から
母を尊敬しました。強く優しい母も今はこの世におりません。
以って瞑すべし。