ブルックナー音盤日記

録音データは下記サイトより
https://www.abruckner.com/discography1/

Symphony No. 5 in B Flat Major, Eugen Jochum, Concertgebouw Orchestra

2023年04月07日 | 日記
1878 Version Ed. Leopold Nowak - No significant difference to Haas [1951]
30-31/5/64: Philips CD 464 693-2
75:54 - 20:54 18:55 12:41 23:04

ヴァントも録音があるオットーボイレン修道院でのライブ録音。
これの前に聴いたケーゲルとは音の良さもオーケストラの安定感も段違いだ。

演奏はテンポの振幅が大きい。
第1楽章冒頭を非常に遅く演奏しているのは「この交響曲全体のイントロでもあるんだよ」ということだろうが、それ以外の極端なテンポ操作のほとんどがわたしには意味がわからず(ノレず)、ムラっ気のある人が好き勝手やっているのに付き合わされているような気がしてくる。
特に速いところは滑稽でさえある。

誉れ高き名盤らしいが好みでない。