クラウン・チャクラは頭のてっぺんにあり、第一チャクラが地球内へのポータルであるのと同様に、第七チャクラは天界へのポータルです。このセンターから出ている光輝く糸は、星々や運命へと私達を繋げています。
私達の命が大地と繋がり第一チャクラで発芽し、成長すると共に天空からの光が頭の頂点から侵入し、チャクラの組織全体を養っています。
この第七チャクラをサンスクリット語ではサハスラーラと呼び、それは「何もない空(くう)の状態」という意味です。このチャクラからその能力を開いた者は、物質的肉体をもう必要としません。時空を自由に旅することが出来、天と地と一つになります。
第七チャクラの修練は、時間をマスターすることです。直線的な時間の流れや因果性から解放されると過去に縛られなくなります。前に起きたことの結果が今日に至るという因果関係から解放されます。片足を俗世間に入れ、もう片足を精神世界に入れ、そこに共通項を見出します。
第七チャクラが覚醒すると欲望、希望、後悔から解放されます。
第六チャクラでは、過去と未来の知識を得ることが出来ますが、第七チャクラを覚醒させると、その出来事に影響を与えることが出来るようになります。過去に起きたことに対してヒーリングを施し、病気から解放された未来、あるいはもっと充実した生活など良い未来を選択していきます。
第七チャクラで起きる可能性のある負の表われは、覚醒したという仮面を被って退行してしまうことです。超越を体験するには、自我を乗り越えなければならないのは事実ですが、自我ではない状態が全て超越に繋がるとは限りません。
エゴを取り払ったなら「スピリット」と繋がると信じている人もいるかもしれません。エゴではないものでも色々異なるレベルがあります。例えば、幼児は自分と自分の周りの人々や環境との感覚的境を持っていません。心理療法では、自我の境界の欠如は不健康であると云います。精神分裂症のような精神病の重症患者は、自我があまりにも断片化していて、普通の生活ができません。インカ等の伝統的文化において、このレベルに到達する為の通過儀礼を行う過程ではエゴを取り払う前に生徒がしっかりと自己を確立出来ているかを確認します。
西洋の世界では、即効性のあるスピリチュアルな教えを求めている人が多く、本来必要な下の方のチャクラの下積み作業を怠り、上のチャクラへとカエルのように飛んで行きがちです。エキゾチックな体験が出来るという約束に誘惑されてしまう人もいます。あるいは、単に辛抱が足りない人達、下の方のチャクラを浄化しないと正しいヒーリングが起きないということを理解していない人達も多くいます。それを教えている先生と呼ばれている人達でさえ、きちんとした過程を踏んでおらず、そのことを自覚していない場合もあります。このような人達は、自分が到達したレベルが覚醒であると信じてしまっていて、それよりも先があることを否定しています。このようなスピリチュアルな思い違いが今日横行しています。
第七チャクラをマスターした人は、古代の人類の集合意識の記憶を思い出すことを含めて並外れた力を得ます。ドーナ・ローラ(インカ の最高位のシャーマンの一人、女性)は、このレベルに到達する為に修行しているシャーマンの最終的なテストは、人間が語った最初の物語を語ることだと私に言いました。
「時がまだ若かった頃、四つ足の動物や植物が現れる前、最初の物語を語ったのはストーン・ピープル(石人間)だった」と彼女は言いました。
「だから焚き火の周りを石で囲むんだよ」
もっと教えてほしいと彼女にせがみました。
「石に聞いてごらん」と彼女は言いました。
本"Shaman Healer Sage"より抜粋
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古代ハワイでもヘイアウ(聖地)の廻りに積み上げる石の囲いを作る時は、このヘイアウの堀になってくれる石を探して歩いたと云います。「私がそのヘイアウの堀になりましょう」と言ってくる石達を探したのです。
キリスト教の宣教師が来て教会を建てるように言われた時は、期日を言い渡され、その意味が理解出来なかったと云います。なぜなら、その教会になりたいという木がいつ現れるか分からないので、どうやって期日を決めることが出来るのだろう?・・これがハワイアンの発想でした。
木にも石にも意識があり、対話するのが当たり前だった古代の時代を思い出すような話でした。当時はみんな天と地と一つで第7チャクラが活性化していたのでしょうね。
人々が植物や石にも意識があり、対話するような世界がこれから又訪れることを想像、創造します。
マータ
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チャクラを日々浄化し活性化していく事で、貴方の光り輝く素質を目覚ませる事ができます。
浄化と活性法は、こちらのページ↓
https://blog.goo.ne.jp/apu-medicina/e/b336b0bb70cd4eee4f3cca00c3d4c976
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各チャクラについて
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