モグリッチョのフィールドノート

八丈島の自然などを紹介しています。

水晶の花

2024年05月24日 | 島景色

 

 庭先のヒロクチゴケ、蒴(サク:胞子の詰まっている蒴柄の先端部分)に雨雫、沢山の水晶の花が咲いているかのようで綺麗です。

 日本列島の太平洋側を南北に異動する梅雨前線の影響で、梅雨入りしたかのような不安定な天気が続いています。

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春の色彩

2024年05月05日 | 島景色

 

 島中の樹々が萌黄色の新芽を芽吹かせ、蒼天とのコントラストが色鮮やかな春特有の景色となっています。

 日中、道路のアスファルト上では陽炎が揺らめくようになってきました。今年も夏が駆け足でやって来そうです…。

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朝露

2024年04月29日 | 島景色

 

 風が凪ぎた薄曇りの朝、日中の太陽熱が大海原から大量の水蒸気を発生させ、それが気温が低くなる夜間に冷却されて万物に朝露をまとわせます。

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たなびく雲

2024年04月09日 | 島景色

 

 発達した低気圧の影響で大量に水蒸気を含んだ暖かい南寄りの強風が吹き荒れ、その風が島に当たって雲となり体積を少しづつ増しながら強風に煽られたなびいています。

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菜種梅雨

2024年04月08日 | 島景色

 日本列島の太平洋側にある停滞前線の影響で雨の日が続いています。暖かい春の雨、島のいたるところで春の花々が雨の雫をまとっています。

 

 山肌にオオシマザクラの白い花々でできたスポット状の模様が点々と広がり、それは麓から頂上へ向かって一気に駆け上がっていきます。

 

 海岸沿いに多く自生しているマルバアキグミも開花時期を迎え、辺り一面に甘い花の芳香を漂わせています。

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雨に煙る

2024年03月25日 | 島景色

 

 寒の戻りで真冬並みの寒さとなっていましたが、南寄りの風に変わり暖かくなって本格的な春を迎えそうです。絶え間なく細かな雨が優しく降りそそぎ、島全体を霧のように覆って遠くの景色が霞んでいます。

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早春の薄明

2024年03月17日 | 島景色

 

 小春日和の多い冬となりましたが、それでも例年の冷え込みほどではないものの明け方は寒くなりました。ここ何日かは少し寒さも緩み春を実感できるようになってきましたが、3月中はまだ寒の戻りもある予報です。

 3月に入ってからは日中に鶯のさえずりも多くなり、海岸沿いでは子育てのため渡ってきたウミネコたちも見られます。また、森では多くの樹々が芽吹き始めています。

 4月に入れば本格的な春となり暖かく??? …暑くなってくるかもしれません。

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暖冬…。

2024年02月25日 | 独り言

 

 この冬はエルニーニョの影響で暖冬だそうですが、激しい寒暖差となる三寒四温のような天候を繰り返しているように感じられます。2月に各地で最高気温記録を更新し、八丈島でも1月にまるで春一番のような強い南風が吹き荒れました。これから春・夏・秋を迎え、これまで経験したことのない暑さになるのではないかと先が思いやられます。

 このような気象状況では野菜なども上手く生育せず、食糧危機も直ぐそこまで迫ってきているのではないかと心配になってきます。野菜だけではなく自然環境下の動植物も今後どうなってしまうんでしょうね?

 この冬は“暖冬”ではなく、冬が極端に短くなってしまっている“短冬”ですよ。その内、冬という季節がなくなったりして…。

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満開のカワヅザクラ?

2024年02月08日 | 島景色

 

 先日、日本列島の南岸を発達しながら通過した低気圧の影響で、八丈島では南寄りの風が吹き荒れました。その影響でカワヅザクラ?ヒガンザクラの花も散ってしまったのではないかと、心配になり確認しに行ったところ、散ることなく今年も満開の桜を楽しむことができました。その花々には沢山のミツバチやメジロが蜜を求めて集まっており、羽音やさえずりが絶え間く聞こえてきました。

 最初はヒガンザクラかと思っていたのですが、開花時期から判断するとカワヅザクラかそれに近い種ではないかと思われます。

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読書

2024年01月20日 | 独り言

 

 雨の一日の空いた時間帯に、読みかけで長い間同じ頁に挟まれたままになっていたブックマークの小説を、久々に読み始める。活字の迷宮を彷徨い歩いて心地よい疲労感に浸るのも、偶にはいいものです。

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