ミラレパ 茶房

★ミラレパとは、チベットの偉大なるヨガ行者の事である。
Milarepa a great saint of Tibet

VOL. 285 骨休み in 北信州 その弐 外湯~小布施

2012-03-22 | travelling
 vol.284よりつづき 
 
翌日、7時半に起きて、ポットを下のフロントに持って熱湯を頼んでおく。

 外湯の鍵を借りてさっそく朝風呂へ・・・(外湯は宿泊者のみ鍵を借りられる)

 外湯は1~9箇所まであり、それぞれ効能もちがいます。

  9番名湯「大湯」の外観

 まず向かったのは3番湯の「綿の湯」へ。・・・誰もいないので貸切状態です。

 皮膚病によく効くというので、もちろん肌は潤いました。

 宿の湯は結構鉄っぽかったので、さっぱりしすぎたけど、ここ3番湯はしっとり。

 すぐ気に入りました。この潤いをキープしたかったので、もう別の湯はやめとこうと。。

 だけど、カランコロンと下駄で宿の方に歩いてたら、6番湯が目に入り・・・

 そう、ここは「目洗の湯」という目の病を癒すという目に効くのと、

 肌がきれいになる“美人の湯”とも言われる温泉でした。

 やっぱり、入ろうっと!と鍵を回し、ドアを開けたら男性の裸(後ろ)が!?

 目が合ってしまったので、失敬!間違えました!!と退散。

 近頃、またこの手の2選択で失敗することが多くなり、困っておる。。

 小路

 温泉って、そう何回転も続けざまに入るもんじゃないね。(湯治は別だけど。)

 いい湯に、ゆったり浸かり、ゆっくり休むことだな~と。。

 さ、宿に戻ってポットの湯をもらい、珈琲を入れて朝食のパンを食べた。

 10時のチェックアウト後は、また温泉地の散歩コースをぶらぶら歩く。
 
    
 左)歴史の宿 金具屋は千と千尋の神隠しのモデルとなった宿らしい。  右)温泉たまご

  
   
 がつがつと神社を渡っては祈願し、ほどほど疲れたり・・・。  右)ゆるキャラ渋さるくん

 1時間以上もうろうろしてしまったので、ここらで終了。

 近くにある道の駅に寄ったら、きのこやりんごがすごく安かったので、買ってしまう。

 ほどなくお昼も近くて、つまみ用に「そばおやき」を買って休憩してたら、

 ここのそばもやってくれそうなので、もう昼食タイムに・・・。
 
    
     そばおやき(野沢菜)       と、     なめこおろしそば。

 あ~お腹いっぱいだ!!昨晩から晩酌セットでロクナモノ食べてないからだきっと。。 
    
     

 次は、また近くの中野市にある「日本土人形資料館」へ行った。

 ここの郷土玩具でもある土人形は、とても愛らしいものからリアルなものまで、

 全国の土人形師作品が展示されている。

    
  明治天皇がとてもよく似ています。          おかめ と お福さん、、。

      
  まんまるい感じがかわいい。        牛くんの額に恵比寿さん・・・なでなで。           
 
 で、目当ての牛グッズを買っていこうと思って、物色。絵付けされてるのはやや高いので、

 真っ白のボディーだけも売ってた。(@¥500で牛と招きねこ購入)

 夕方に絵付けワークショップもやってるけど、時間ないのでそのままのものを購入。

 自分で自由に絵付けできるし、アクリル絵の具でいいらしい、持ってるし、たのしみ。。

 
     

 
 それから、車で15分ほど行った小布施の町へ散策に。

 民芸品やら、甘味処など、女子旅に似合いそうな街でした。

 お目当ての「北斎館」へ行き、たっぷり葛飾北斎の作品を見てきました。北斎といえば、

 あの冨岳三十六景が代表作のようになっているけど、ここではそれ以上に優れた驚き作品に出遭えます。
 
 北斎漫画、または版画師、作品を見て思ったのは、旅行誌の写真並の細かさと出版量と・・・

 ライフワークの忙しなさが伝わる質量でした。。

 なのに88歳まで生き、当時ではかなり長生きした画狂人生を送った北斎。

 晩年に足を通わしたここ小布施とのつながりもあり、ここで北斎の魅力を再発見しました。

        
 
   もう、満足したので帰路に発ちました。

 あんまりあちこち回ってたのでは、せっかくの骨休みが疲れ損になってしまうので。

 ほどほどに、休みましょう。。。少ない休暇だから・・・。

 おわり。
 
 
 

  

 

 


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