森のやさしさ(冬) 2015年02月18日 | 詩のような旅 長野県・乗鞍高原(スノーシューを履いて歩く) 新雪を歩くと気持ちは良いが 意外に疲れる 冬の森は花も色彩もなく すっきりした風景だ ただひたすら苦しみながら 目的地へ歩く 木々の枝が陽をいっぱい浴びて 輝いている 私に「元気を出せ」と言っているようだ 私は森に励まされながら 歩いている 気がついたら息切れはしているが 殺伐とした都会でのストレスも 疲れさえも忘れて 歩いている 気分爽快で明日への活力が わいてくる これは森のやさしさだろうか ただ一心に歩いただけなのに