明日の歩む道 2015年03月14日 | 詩のような旅 北海道・ニセコ・有島記念館内 暗い道に 灯りがあるとほっとする ただ灯りで照らす範囲は限りあり 目先のものは見えるけれど 遠くのものは見えにくく いくら光を強くしても 明日の道まで照らせず 明日の歩む道は真っ暗闇 静かに耳を澄まして聞け 鼻で匂いをかぎまわって判断し 時には舌で味わい 肌で空気の流れ、熱を感じ 手探りで用心深く周りに触れて確かめよ すると この世のほとんどが障害物 いろいろな障害物に触れてこそ見えてくる 危険なものと安全なものが そして明日の歩む道が