宮島・宮島周辺の建造物
に興味を持って
いろいろ
つづっています
最後におみやげを
紹介しているので
ご参考ください。。
厳島道芝記に
こんな記述がありました。。
大頭太明神
(おほかしら)
御社
厳島上郷
社司
三宅刑部
弊殿
拝殿
祝者
松原主計
御供所
同
大島新右衛門
佐伯郡大野村にますます、
外宮より三十町あり。
まつれる神未詳(つまびらかならず)
或説には
大元明神を
うつし奉りて、
所氏佐伯氏の祖神ともいへり。
御神事毎年9月廿八日
厳島社家不残(のこらず)渡海にて
五烏神秘の御供を奉り
神前の祭礼おごそかなり。
年中行事に委し
末社 恵比須 薬師 地蔵
此のところに
大野の滝とて
勝景の滝あり。
源貞世の道ゆきぶりに、
長月廿一日
地御前といふ処の
西ひかたより
山路に入るほど
大野山中といふ処に来りぬ。
長月の月影しらしらと
残りて木の下露まことに
笠もとりあへぬべく
所せき紅葉の色こく見わたされる中に
しゐの葉の嵐にしろくなびきて
松の声 山河の音に
ひびきあひたる
朝ぼらけ
身にしみておほえたり
…
この山をわけくだりて
又浦に出たり。
むかひの山は厳島山の南の
はづれなりけり。
ゆきめくりて
猶同し所になりにけるかな。
と朝佐西のうらをいつる
友大船どもも
今ぞ追風にほかげも見ゆめる。
船なる人も此方をゆかしと
見おこすめる
(佐西といふは佐伯郡なり)
…
…
。。。
厳島道芝記 宮島町発行
元禄15 1702年
小島常也 著
建物の記載はないが
大元神社や
烏
佐伯氏 など
宮島に関係が深い。。
実際に境内には
別鴉の橋
があり、親と子の鴉(からす)
がそれぞれの場所へ
帰るという場所であること
がわかる。
烏(からす)は宮島の裏で
神事を行うというのも
とても神秘的。。
親烏は熊野に帰る
などの言い伝えなども。。
日本代表の
メインマークである
八咫烏(やたがらす)は
熊野に関係があるので
めぐりめぐって
宮島やその周辺で
活躍の後
ピッチに立っているのかも。。
と思うと。
深いなぁ。。
また滝については
少ししか
記載がないが。。
こちらの滝は
雄滝 雌滝とあり
夫婦の意味がある
やまと言葉から
妹背(いもせ)。。
妹背の滝といわれている。。
とにかく勢いがすごい。。
以前たまたま
豪雨の翌日に
行ったのですが
え。。。。。。
と思って何も考えれないくらい
勢いがすごすぎた。。
手前にいた人が
手を広げていたけど。。
そういうふうに
したい気持ちも
わかるなぁ。。
と思うくらい。。
最近は
有名人の推薦もあり
参拝者が多くなっている
みたい。。
自然と歴史の
流れを経て。。。
今日のおみやげは。。
大頭神社近くの
妹背製菓さんの妹背最中(いもせもなか)。。
こちらのお店は
創業110年以上前の
老舗。。
そして妹背最中は
たくさんの賞を受賞している。。
小豆の香りが
際立っている。。
一つを4つに
切れ目に沿ってきれいに
われるので、
小さくして食べやすい。。
べにまんさく(ハートの葉)
が描かれている。。
袋の外から香りが漂う。。
最中の芳しい香りを
いかがでしょうか。。