ARIBE→※生活日記

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人が読んでる本

2023-12-26 00:53:59 | 日記



君の音楽史は
どんなに歴史が浅くても
君の手の中にあるものを
映し出している
気になって気になって
仕方がない
僕は君の俯き加減の
目を見て想像するんだ

どうやって話しかけたらいいのかな
女の子になろうかな
君と話す時間だけは
特別な自分になりたくて

結婚なんてできる年頃じゃないのに、
君にプロポーズをして
その俯きが更に俯いてしまった

伏せ目っていうの?
あれ、めっちゃ可愛いな。
口だってとんがってさ。
そんな話を友達にしたら
何それって言われて

あ、俺ってちょっと変わってる?って思わず笑ったんだ。

人が読んでる本に
興味なんか無かった。
君との将来を考えているときに、
周りの人間は他人が読んでる本が何か知りたい生き物だと知った。

僕は君との円をぐるぐる二人して回れたらそれでいいんだ。
何も無い空間でただまぁるい線だけが僕らを繋いでいる。
対角線上に向かい合う僕らは
もしかしたら触れ合うことさえ
出来ないのかもしれない。

見えない鎖はもう緩んでいるのに
そこから動かない君に
花や蝶が一生懸命話しかけている

僕はその様子を見ながら、
へぇ〜って言うんだ。
神様に愛された子って
こんな感じなんだねって。