世界第2位の巨大鍾乳洞
ポストイナ鍾乳洞 スロべニア
鍾乳洞の入口の上には、ラテン語で"Immensum ad antrum aditus!"と書かれている。これは
「旅人に 無限の幻想を」」という意味である。
この文字がどのような景観が広がっているのかシンボリックに観光客の暗示を与える。
スロベニアの最大の観光地ポストイナ鍾乳洞は世界第2位の大きさと深さを誇る巨大な鍾乳洞だ。
その割にはその名前が知られていない。世界遺産にも登録されていない、日本の旅行会社の推薦スポットに採用されたのはここ数年である。
スロベニアでは世界遺産に登録されている「シャコツイヤン鍾乳洞」の陰に隠れて、国も大々的にPRしていない。
同国のガイドブック「スロベニア」にはわずか1Pしか紹介されていないのだ。
それでも近年毎年50万人をこす観光客が訪れている。
一言で表現するれば「日本の鍾乳洞の比ではない」
ポストイナ鍾乳洞系はポストイナ鍾乳洞、11,235m チュルナ鍾乳洞3294mなど5つの鍾乳洞の集合体で、地下でつながっている。
全地下道の長さ20,570mの長さを誇る。
そのうち観光客が入れるのはトロッコ電車の3,200m 徒歩ルート1.800mだけである。
15ヶ国語によるガイド・イヤホーンが貸与され、重要なポイント22箇所で説明が入る。
日本語もある。
洞窟内は1箇所<コンサートホール>のみ撮影が可能で、そのほかはすべて撮影厳禁です。
トロツコ電車で10分走り さらに徒歩により1時間 鍾乳洞内を歩く。
氷の上を歩くような感じだが特殊な滑らない床にになっているので、運動靴でもOKだ。
トロッコ電車と言っても60人ぐらいのれる天井はなく、上を見ながら、ガイドホーンを聞きながら、時に天井から水しづくが落ちてくる。
内部の温度は10度ぐらいで、風がもの凄く冷たい。厚手のセーターかジャンパーが必要です。
撮影が禁じられているため写真はコンサートホールしかないが、そのほかは絵葉書で代用します。
解説も専門用語が頻繁にでてくるので、当方の知識では容易に理解できそうもないので、現地販売のガイド本を「ポストイナ鍾乳洞」の部分を貼り付けます。