曼珠沙華
<築地移転先>豊洲、汚染対策の盛り土せず 都、異なる説明
毎日新聞 9月10日(土)12時57分配信
東京都中央卸売市場築地市場(中央区)の移転先となる豊洲市場(江東区)で、都が土壌汚染対策として行う予定だった4.5メートルの盛り土を、食品を実際に取り扱う全3棟の建物の下で行っていなかったことが分かった。
都が共産党都議団に説明した。小池百合子知事は11月7日に予定されていた移転開場を延期したが、都のこれまでの説明が事実と異なっていたことになり、更に影響が出る可能性がある。
【豊洲の新市場を写真で】
豊洲市場は土壌からベンゼンなどの有害物質が検出されたため、都は地表約2メートルの土壌を取り除き、きれいな土を4.5メートル盛った上に建物を建てると説明。
有識者でつくる「豊洲新市場予定地の土壌汚染対策工事に関する技術会議」に「盛り土の完了を確認した」と説明し、同じ旨の説明を公表していた。
ところが実際は、水産卸売場棟▽水産仲卸売場棟▽青果棟--の3棟の建物の下は盛り土がされず、床下は全て深さ5メートルの空洞になっている。
都は共産党都議団に「地下にある排水用の配管を管理するため」と説明したという。
共産党都議団が7日に水産卸売場棟の地下を確認したところ、盛り土はなく、深さ約2センチの地下水がたまっていた。
都は毎日新聞の取材に、「3棟の下が空間になっているのは事実。
ホームページで公表している図面は盛り土の上に建物があるようになっているが、誤解を招く図面だった」としている。【林田七恵、川畑さおり】
私心
嘘はいつかはバレますがこれほどひどい現場は・・・・・頼りにしている役所が嘘をつく。
もっとも、東京都に限らず役所のごまかしは珍しい事ではありませんが、豊洲の件は国民としては
不信と怒りを覚えます。
官も民も都合の悪い事は言わない・・・・・それにしてもTV等の報道を見れば今回はひどい。
捨てコンや砕石で化学物質が抑えられるなんて冗談じゃないです。
素人でもおかしいと思います。
今回もトップが変わらなければこの案件も表に出ることは無かったのでしょうが、
原発から始まり行政の安全に対して真剣みが欠けていますね。
朝のNHKの連ドラで商品実験がされていますが、易かろう悪かろう時代では有りません。
酷い都庁です。