下手な横好き

郷愁

夜明け・・・県境の峠から






郷愁
若いころ、そう結婚する前20代前半の話。
小遣いが有れば街の場末の小さなスナックに幼馴染の3人と行っていた。

駅を中心にして北の場末、駅前の小さなスナック、そして〆は南の場末が通常コースである。
3人とも少ない小遣いだったので先のコースから外れる事は少なかった。
色々あったけど楽しかった。
この仲間とは今でも付き合いは続いてる。

故郷に帰れば必ずこの二人の顔を見る、世間話をつのる。
ただそれだけであるが、田舎に帰ったと感じる。
何となくホットする顔が彼らである。

他にもう一人これは小学時代からの付き合いをしていた男がいた。
そう居たのであるが、彼はもうこの世にいない。亡くなった。

さて人生の半分は現住所に居住しているのである・・・・・が、
先に言った4人以上の付き合いの出来る人間が今の所、居ない。
だから飲み屋もカラオケにも行かない。
行きたいとも思わない。
私のどこかに人間的に欠陥があるのか?それは解らないが何れにしても残念である。

時々友人と出かける妻が羨ましい。
彼女は他人から好かれるたちか、友人と言える方が頻繁に訪ねてくる。
私にはそれがない。

それでもそんな私にも、永く付き合いの出来そうな同輩がいたのであるが、残念なことに彼は私より先に亡くなった。
だから今はカメラに遊んでもらっている。

小さな世界であるが、大きな自然と遊んでいるのである。


写真を趣味に高齢者の戯言

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