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下手な横好き

いまさら聞けない住まい造りの基本

 永く快適に暮らせるには木?鉄筋?鉄骨?
 生涯快適に住むには、リフォームや増改築のメンテナンスは避けられません。
何故なら、子供の成長に伴い結婚や就職などで、家族構成は変わります。
また、個々の価値観や生活スタイルも年月と共に変化しますね。

 ここで、
将来のリフォームを考えると、「鉄筋コンクリート」は避けた方がいいですね。
木造・鉄骨・鉄筋の中では一番頑丈ですが、地盤補強も必要で、
工事期間は長く、価格面からも安くは出来ません。

 それと、鉄筋・鉄骨系は住む場所としていかがでしょうか?
あるマウス実験からも、木質系の方が長生きしています。
健康で長生きしたいですね。

 次に、「鉄骨」はどうでしょうか。
鉄骨と聞くと、これも丈夫で火事に強いとのイメージですが。
しかし、実際の火事では、鉄骨は短時間で曲がり始めます。
それに一般住宅に用いる鉄骨と言っても薄っぺらな鉄骨ですね。
厚さはたったの2ミリから3ミリしか有りません。
それに錆びない工夫をしていると言いながら、チョットした現場施工の不具合
【鉄骨のキズ】で錆びますね。
それに、住まいの大敵、結露は木造に比べて起こし易いですね。
また、
現場での溶接などにも難点があり、簡単にリフォームと言う訳には行かないです。

 以上の点から、永く快適にしかもフレキシブルに対応出来るのは、
木造しか有りませんね。

まして、国産材を使う事は、山林の新陳代謝を勧め日本の山を守りますね。
林業も発展します。
林業が元気になれば、農山村が活性化します。
しかも木は二酸化炭素を吸収します。国土を守るのです。

 ところが鉄筋にしろ鉄骨にしろ部材を作る時に大量の温暖化ガスを排出します。
しかも輸入するのは其の費用と燃料はいかほどか?
だから、一般住宅では木が最適ですね。それに、木は自然素材です。
コストと環境面からも木に優るものはないですね。

 余談ですが、昨日は蒸し暑かったですね。
午後3時30分
事務所
玄関外側の温度29度 湿度78%
玄関内側(ドアー一枚内側)温度28度 湿度44%(エアコン無し)
木の家は凄いでしょう。
・・・・・・・・・・次回に続きます。
  まじめな社長のまじめな住まい造り実践会 代表 米田正憲


写真を趣味に高齢者の戯言

コメント一覧

Unknown
石川県では一社が先導的モデル事業として選ばれましたが、町並みと住まいを一体化させた?100年の定借地権付の分譲が認定されています。
前回は先生も知っての通り、申請物件が604件その内
40件が採択となっています。
これから見ても余程特徴あるモデル事業案が求められているのでは。
私思うに、シメール+遮熱・断熱を組み合わせれば、省エネ係数は単に断熱材を用いた計算値以上となって面白いと考えますが、頭とお金がないもので先生頑張って下さい。
断熱に遮熱それも自然素材の断熱材でエコを重視した住まい造り?
本日の北国新聞でH社が200年住宅で受注40棟?と載っていました。
自社でその技術的裏付け【モデル事業認定】がなくて営業が先走っているのでしょうが、これもいかがなものかと思います。
あさひホームでは今度の土・日勉強会を予定しています。
谷村
 長崎でシメールを使った超長期住宅(200年住宅)先導的モデル事業の提案を出されました。採択されると良いのですが?
 シメールのメーカーとしても申請したほうが良いのか迷っています。申請書の記入要領を読むと、工務店や公共団体等が良いみたいで?悩んでいます。申請者にその他の者ともあるので、不可能ではないようなのですが?

 締切日が9月12日なので間に合わないかも?
シメールで200年住宅が認められたらすごい事です。木造住宅の耐震化に大きく貢献できる事になると期待して居ます。
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