下手な横好き

中途半端な住い造り

たかが隙間されど隙間
 家造りの現場では気密化の重要性が一段と高まっています。
それは、快適に暮らすためにはどうしても現状の生活スタイルであれば、
機械的な冷暖房施設に頼らなければならないからです。
 人は一度快適な暮らしをすればそれ以下の暮らしは辛いものが有ります。
出来ないと言った方が良いかもしれません。
おそらく一般住宅にエアコン等の冷暖房施設の無い家は本当に少ないのでは。
多分、自然派を名乗る方でもどうでしょうか?仙人になれば別の話ですが。
さて、そこで隙間です。
住いに隙間があれば
* 結露をおこす
* 熱損失が大きい
* 計画換気が出来ない・・・等大きなデメリットが有ります。
時には欠陥住宅になります。と言うより正に欠陥住宅です。
以前にホームページのニュースの欄(詳細は参照して下さい)に掲載しましたが、
隙間の大きい家は高気密住宅と比較すればなんと月額に灯油代が5600円もかかる
計算値がました。(40坪程度の家・ℓ当たり70円計算で8時間暖房)

 さて、隙間が大きい家は単にランニングコストがかかるだけではなくて、
寒くて・暑い家になります。
当然、結露は冬・夏も起こしダニ・カビが発生し体力の弱いお子様や高齢者の方々の健康に様々な悪影響を起こします。
人も住いも病気になり、多くの経費(人は医療費・住いは冷暖房費にメンテナンス費用)がかかり、最終的には地球の環境破壊につながる原因になります。
ここまでくれば話は大きく成るのですが、私達が地球環境を悪化させ大切な子供や
孫達に地球を汚したまま引き継がせる事に成ります。
それが住いの隙間です。
 たかが隙間と言ってはいられないのです。
「大半の方は気密化しなくても」の考えが結局は無意味な換気システムが付いているだけの住いをドンドン作っているのです。(住宅情報誌でも取上げたれていました)
「もう昔のような隙間だらけの生活には戻れない」です。
高断熱・高気密にバランスの取れた計画換気で高性能住宅造りが必要なのです。
 最後に、間違わないでほしいのは高気密住宅であっても快適な気候条件下で窓を閉め切った生活をする必要は有りません。
「窓は締め切ったままで息苦しい?」とか質問を受けますが、これは高気密に否定的な会社(もしくは楽な施工で儲ける施工会社)が、変なアドバイスをしてユーザーの皆様を惑わしているからでしょう。
     まじめな社長のまじめな家造り実践会 代表米田正憲

写真を趣味に高齢者の戯言

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