妻が友人宅の庭先で咲いていたバラを頂いて来ました。
2011年6月も本日で終わりですね。なんかアッと言う間に半年が過ぎ去った感じです。
一段と蒸し暑くなりましたが、お陰様で今月はブログを続ける事が出来ました。
拙い文章ですが、これからも宜しくお願い致します。
そうそう前年度に比べて熱中症が多い様です。
これから節電もしなければならないのですが、くれぐれもお体は大切にして下さい。
住まい造り・・・・・・・・永く安全で安心して暮す。
耐震工法プラス制振装置
【制振ダンパー】
【振動計測器メーカーが開発した制振ダンパーです。】
あさひホームでは、住まい本体を耐震構造として更に揺れを軽減する制震ダンパーを
3年前から提案しています。
それで少し勉強です。
耐震と言えば・・・・構造体その物の強度で地震に耐える
制振と言えば・・・・揺れを吸収し軽減させる
免震と言えば・・・・建物と地盤を分離さ建物に直接揺れを伝えない
ところで、一般住宅は基本は耐震構造です。
建築基準法では最低耐震等級1をクリアーした住まいがベースと成って、耐震等級は3まで
有ります。【住宅性能表示】
但し基準法ギリギリ【耐震等級1】でクリアーした住まいは其れなりにリスクが付きます。
【実験でも阪神淡路震災クラスで倒壊】
建築基準法は耐震性のみで審査され、制振や免震の規定は有りません。
だから施工するしないは、ユーザー様もしくは創り手【業者】の考え方次第ですね。
今回金沢市で建築中のトリプルエコ住宅は長期優良住宅の認可を得る為、耐震等級2以上の強度で設計されています。
それに、プラス制振装置を加えて予期しない大きな揺れにも対応しています。
安全率を基準以上に高めているのであくまでも任意と成りますね。
又その分費用もかかります。
制振装置の取り付け費用は40坪前後の住まいで約50万円程度【設計によります】です。
私共が採用していますダンパーは油圧式で、メンテナンス無しで半永久的に使用でき、
繰り返される揺れにも対応します。
一般的に免震住宅は費用が250万以上と言われています。
その点、この制振ダンパーは格安で永く安心を求める事が出来ますね。
上記でも言いましたが、制振・免震は基準法に規定が有りません。
基準法の耐震基準をクリアーした住まいに、より災害に強い、安全な住まいを目指して
開発された工法です。
だから制振・免震構造を加えても何ら現時点では法的には優良な建物との認定は有りません。
補助制度も有りません。
より安全に暮らしたい方、安全に暮らしたら如何と提案する創る手のあくまでも任意です。
ころで、住まい造りは少し表現は適切でないかもしれませんが、
常に創り手【業者】良い心と悪の心とのせめぎ合いと言われています。
近年、コストやデザインを重視して基準法ギリギリでクリアーした住まいは、
違法建築では有りませんが、安全面から?が付きます。
私自身は良心の上限、そして悪の心下が有るとするならば、下限のレベルを出来る限り高めた住まい造りに
創業から取り組んで来ました。
だから、一部の業者【最低レベルの安全基準を基本とする業者】からは、基礎・構造躯体が過剰?
との耳にした事は有ります。
安全には上限が無い訳ですが、より安全を求めれば其れにはやはりコストがからみます。
ところで先の大震災後、建築物の規定の変更が推定されます。
勿論今以上に安全性を高める話しです。
専門家の中でも多分に「安全とコスト」で議論が有ろうと思います。
尚、制振ダンパーは製造メーカーで設計図書に基いて設置箇所が決定されます。