潜むハンター
高浜原発3、4号運転差し止め 大津地裁、住民申し立て認める
福井新聞ONLINE 3月9日(水)15時39分配信
関西電力高浜原発3、4号機(高浜町)の運転差し止めを求めて滋賀県の住民が申し立てた仮処分について、大津地裁(山本善彦裁判長)は9日、差し止めを命じる決定をした。
仮処分は即時効力があるため、関電は不服申し立て手続きなどで決定を覆さない限り、2基を法的に運転できない状態となった。
営業運転中の3号機も即時、停止の手続きに入る必要がある。
高浜2基を差し止める仮処分決定は昨年4月の福井地裁以来、2度目。その後、関電は異議を申し立て同12月、同地裁は決定を取り消した。
これを受け、3号機は今年1月29日に再稼働。
4号機は同2月26日に再稼働したが、同29日の発送電開始の際に原子炉が緊急停止するトラブルが発生し運転を停止している。
私信
現時点では高浜原発の運転差し止めは妥当な判決と思います。
経済を優先すれば原発も・・・・・・と考えられますが、やはり安全が最優先ですね。
トラブル続きの再稼働です。
もともと原発の寿命は30年程度と教えられた記憶が有ります。
それが40年そして再稼働すれば今後20年稼働が可能になります。
災害にあった福島原発の廃炉に40年と計画していますが、これもその期間で廃炉できるのか
解らないですね。
40年、50年で廃炉にできない恐れが多分にあります。
それを考えれば再稼働は安全の上にも安全が求められます。
危険極まりない原発を稼働するのですから最大の慎重さが必要でしょう。
多少電気代が上がったとしても、孫末代に禍根を残さない=古い原発は廃炉がベストの
選択ではないでしょうか。
今回の判例は関電に限らず、各電力会社のトップは深く考えて頂きたいです。