建築基準法通り?それとも?
住まい造りの造り手は、大きく分けて2通りが有るのではと、私は思っています。
それは、国の基準に沿った住まい造りで十分と考えるグループと、
もう一方は、もっと安全、もっと快適、もっと省エネ取り組む考え方を持つグループ
に大別されるのではと思っています。
これに付随して、あるコンサルは普通の業者は60%、良い業者20%、
最悪の業者20%と我々業者の施工能力をランク付けしています。
これは、基準法に沿った住まい造り、基準法を上回る住まい造り、それと、基準法すら守るか、守れないかの瀬戸際の造り手たちと色分けしているのではと思います。
それでは、コンサルの話は別にして、大別した2通りの業者の住まい造りは、どちらの造り手も法的には間違ってはいませんが、
私なら片や、利益追求型工務店、もう一方は、良心的もしくはお施主様と向かい合って作るこだわり型工務店と別けます。
普通に建てる家VS構造・性能にこだわる家ですか。
それでは、普通に建てる家は当然、建築費用は少なくて済みますが、資産価値が高いと言えません。(中には高くても資産価値の低い例外も有ります)
それに保険と同じで、何事もなければ基準法通りでも問題は有りませんが、基準法ギリギリ(耐震等級Ⅰ)では、阪神淡路大震災クラスの地震力を与えれば多分倒壊します。
阪神淡路の地震力が818ガル、今回の岩手・宮城内陸部の地震力が2044ガルとなっていましたが、なんと、阪神淡路の2倍以上です。
今回は、民家の少ない所で不幸中の幸いと言えるかも知れません。これ程の強い力が加われば、耐震等級1では?倒壊しますね。
それに加えて、気密・断熱の考え方、施工が曖昧で短命な住宅に成る恐れが有ります。
これが普通の家です。
そこで今日では、もっと安全、もっと快適、もっと省エネルギーに暮らしたいと願う
ユーザー様とその様な住い造りに取り組む業者が増えて来ました。
・・・・・・・・・・・・・次回に続きます。
次世代省エネルギー基準適合住宅普及推進石川地区協議会会員
まじめな社長のまじめな住まい造り実践会 代表 米田正憲
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谷村
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