下手な横好き

中途半端な住まい

昨日の芝刈りで、午前中の天候は良かったのですが、雲って心配した午後はプレイ終了まで持って助かりました。

久しぶりの現場だった事も有ってか緊張感ですね、一発目から早々のOB、
前半で3個のOBをたたき51、後半は何とかパットが決まり43であがる事が出来ました。
トータル94。
同行したメンバーでは2番の結果でした。

同行者は全て個人経営者です。
私の休日に合わせての設定日ですが何分にもこの時期です。
心配した天候がまずまずだったので喜んで頂けたのが幸いでした。

帰り際にクラブハウスの庭の紅葉が綺麗だったので写して来ました。


さて、先日の話の中で「中途半端な住まい」が多く建築されて来た事を少しお話しを致しました。

ところで、先進諸外国の中で日本の住宅が一番短命です。
皆様も何処かで聞いた事が有ると思います。

この住まい造りが正に中途半端だったのではと私の思いです。

戦後ハウスメーカーが生まれ、経済成長に伴い「造っては壊すシステム」が確立され一段と中途半端な住まい造りが加速したのではと推測します。

そして、欧米では日本の住いは「ウサギ小屋」なんて揶揄されたのですね。
ウサギ小屋=狭い
一説では誤訳?とも言われていますが単に狭いと言うだけの意味では無いと私は思っています。

何が中途半端なのか・・・・・・建築学者で無いので独断と偏見に満ちた現場の経験からですが・・・・・・・・。

その前に誰が悪いと言うのでは有りません。
強いて言えば国策とそれに追随した業者かも知れません。

裏を返せば、
戦後の住宅不足と経済発展に欠かせない国策から大量生産、短期廃棄型の住まいが造られて来たからと思っています。

ドンドン造れドンドン壊せの消費賛美ですね。
この風潮で、たかが「20年から30年」で壊されるが常識の住まい造りが始り今日まで続いている面が有ります。

ローンが終わるか終わらないかで壊される住いです。

命を担保にした住いです。
よく考えればこんな短い耐久性で良いのかと分別が付く筈ですが、国民総あげて大量消費の生活に麻痺していたのかも知れませんね。
・・・・・・・・・次回に続きます。
まじめな社長の真面目な住まい造り実践会 代表 米田正憲

写真を趣味に高齢者の戯言

コメント一覧

まじめな社長です
生意気な事を言いまして・・・・。
http://www.asahi100nen.com/
住宅以外の工場生産産業は海外進出を早くからして来ました。
当然、技術的に世界に通用する商品を開発して来ました。

其れに比べて住宅業界は政府の指導の元、戦後誕生した経緯から、その住まい造りは政府お墨付きに胡坐をかいて来たとも言えます。

だから平気で長年に渡り、短命な住宅を造り続ける事が出来ました。(住宅業界全体の問題)

しかしその住まいは余りにもクレームが多すぎたのです。
それで国民は近年この様な住まいはおかしいと気付き始めたのです。

先生の言われる政策(長期優良住宅)がとられ
住まい造りも大きく舵を切り替えました。

これで住まいの建て替えサイクルが延びるのです。

こうなれば、国内生産だけでは生き残れないですね。
ここに来てようやく大手ハウスメーカーから
海外進出のニュースが流れ始めました。

裏を返せば、
今までの様に短命な住まいを大手を振って出来なくなったからです。

其れに少子化も一因でしょうし、工場生産の
画一的な住まいにユーザーの皆様が飽きて来た事も言えるのでは無いでしょうか。

ともかく
大手や其れに追随する業者が海外に早く進出して頂ければ、職人と言われる大工さんの生き残りも可能ですが……今の現状がまだ続く様だと先生の言われる型枠大工さんの造れる住まいが・・・・・・これも予測出来ますね。

谷村
短命住宅
全く同感です。
又、日本でのパイの大きさ(住宅の供給数)に限りがある為に、短命にしないと、需要と供給のバランスが崩れ、大手のハウスメーカーなどは、物理的に経営が成り立ちません。今、新築住宅を建てた人も30年後ぐらいに、建替え需要を必用とならないと住宅を買う人がいなくなる(飽和状態)になるからの企業を守る為だけの国策事業です。

 多くの国民がそのことに気がつき始めたために、いきなり長期優良住宅(200年住宅)と言い始めたのです。そのことは、大手は市場を日本から世界に(中国等)に向き始めた証拠です。

 グローバル企業と言うわけですね。企業は一旦上場してしまうと、必ず成長する事が義務浸けられます。そのために絶対需要数の小さな日本で成長を続ける事は不可能ですから、本社を中国に移し世界企業を目出す事は当然の成り行きですね。

 残った日本では、そのときに匠と言われる技術者がいなくなり、外国の型枠大工さんで間の積む工法の家だけとなるでしょう。と近未来の私の予想ですが?
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